ノロウイルスによる食中毒に注意
感染力が強く、少量でも、おう吐や下痢、発熱などの症状を引き起こすノロウイルス。特徴を正しく理解し、食中毒を予防しましょう。
食中毒予防の4原則
1.持ち込まない
体調が悪いときは、調理に従事しない
2.つけない
せっけんで手を洗い、食品にウイルスをつけない
3.加熱する
食材は中心部までしっかり火を通す
4.消毒する
塩素系漂白剤(下記参照)を使って消毒する
ノロウイルス食中毒の特徴
●1年を通して発生。
11月〜2月に流行のピークを迎え、5月ごろまで多発する傾向があります
●感染すると、
1日〜2日後におう吐や下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます
●感染した人の
便やおう吐物には大量のノロウイルスが含まれています
●ウイルスが付いた手で調理した食品や、
加熱不足の二枚貝を食べてしまうことなどで感染します
●アルコール消毒は効きません
予防には手洗いが重要
ノロウイルスはとても小さく(下図)、手のしわや爪の間に入り込んでしまいます。アルコール消毒は効かず、せっけんを使った丁寧な手洗いが有効です。
洗い残しをしない!

汚れが残りやすい所(上図)に、特に注意しましょう。
効果的な手洗いの方法
1.せっけんをつけてよく泡立てる
2.手を組んで指の間をこする
3.手のひらをひっかくようにして爪の間も
4.手の甲に手のひらを重ねて手の甲と指の間を洗う
5.親指をにぎって回す
6.手首をにぎって回す
7.流水でよく洗い流す
2度洗いが効果的
1.〜7.を繰り返し、2度洗いすると、残存ウイルス量は100分の1に減少します
消毒液の作り方(0.02%次亜塩素酸ナトリウム)

1リットルのペットボトルに、キャップ1杯分の塩素系漂白剤(市販・原液濃度5%)を入れ、水で満たす。※手袋着用で使用直前に作り、ラベルを貼るなど誤飲に注意。調理器具や手の触れる所など物の消毒に使用
市ホームページは
こちら
◆問い合わせ先:食品保健課(電話241-7434、ファクス241-2567)