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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年11月15日号トップページトピックスノロウイルスによる食中毒に注意

ノロウイルスによる食中毒に注意

 感染力が強く、少量でも、おう吐や下痢、発熱などの症状を引き起こすノロウイルス。特徴を正しく理解し、食中毒を予防しましょう。

食中毒予防の4原則

1.持ち込まない

体調が悪いときは、調理に従事しない

2.つけない

せっけんで手を洗い、食品にウイルスをつけない

3.加熱する

食材は中心部までしっかり火を通す

4.消毒する

塩素系漂白剤(下記参照)を使って消毒する


ノロウイルス食中毒の特徴

1年を通して発生。11月〜2月に流行のピークを迎え、5月ごろまで多発する傾向があります

感染すると、1日〜2日後におう吐や下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます

感染した人の便やおう吐物には大量のノロウイルスが含まれています

ウイルスが付いた手で調理した食品や、加熱不足の二枚貝を食べてしまうことなどで感染します

アルコール消毒は効きません


予防には手洗いが重要

 ノロウイルスはとても小さく(下図)、手のしわや爪の間に入り込んでしまいます。アルコール消毒は効かず、せっけんを使った丁寧な手洗いが有効です。

写真

洗い残しをしない!
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 汚れが残りやすい所(上図)に、特に注意しましょう。


効果的な手洗いの方法

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1.せっけんをつけてよく泡立てる


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2.手を組んで指の間をこする


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3.手のひらをひっかくようにして爪の間も


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4.手の甲に手のひらを重ねて手の甲と指の間を洗う


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5.親指をにぎって回す


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6.手首をにぎって回す
7.流水でよく洗い流す


2度洗いが効果的

1.〜7.を繰り返し、2度洗いすると、残存ウイルス量は100分の1に減少します


消毒液の作り方(0.02%次亜塩素酸ナトリウム)

イラスト
1リットルのペットボトルに、キャップ1杯分の塩素系漂白剤(市販・原液濃度5%)を入れ、水で満たす。※手袋着用で使用直前に作り、ラベルを貼るなど誤飲に注意。調理器具や手の触れる所など物の消毒に使用

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コード

◆問い合わせ先:食品保健課(電話241-7434、ファクス241-2567)

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