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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年5月15日号トップページ特集ペットも家族の一員です

防災特集/いざというとき家族みんなですぐ避難
一緒に逃げよう!ペットも家族の一員です

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普段できること

 日頃からペットの健康を保ち、習性や性格に合った飼い方を心掛けましょう。

1健康状態を確認
□狂犬病予防接種、各種ワクチンの接種
□ノミやダニなどの寄生虫の予防・駆除

2しつけ
□ケージやキャリーバッグに入ることに慣れさせる
□トイレは決めた場所でさせる
□他人に慣れさせておく
□(犬の場合)「待て」「おいで」「ハウス」などの基本的なことをしつける
□(猫の場合)室内で飼育する

3迷子対策
□飼い主の連絡先を記入した迷子札やマイクロチップをつける
□(犬の場合)首輪などに鑑札・狂犬病予防注射済票をつける

4安全を確保する
□ペットとの避難経路を確認する
□留守中の発災に備えて、首輪や鎖、リードが外れたり、切れたりすることがないか点検する

5ペット用の非常持ち出し品を用意
□療法食・薬
□フード・水
□キャリーバッグ・ケージ
□首輪・リード(伸びないもの)
□トイレ用品・排泄物の処理用具
□健康記録
□ペットの写真(迷子になったときに必要) 

 一緒に避難できる頭数は限られています。飼う時には、適切な頭数にしましょう。家族と一緒に避難できない場合は、近所や飼い主仲間などにお願いしておきましょう。


同行避難

 避難者に合わせ、警戒レベル3、4で。ペットとは同行避難が基本です。
 いざというとき、ペットを守れるのは飼い主だけです。
 飼い主が無事でいて、避難する場合にはペットと一緒(同行避難)が基本です。
 原則、全ての避難所で同行避難できますが、人とペットの場所は分かれており、ペットは屋外飼育が基本です。
 災害の状況やペットの種類によっては、ペットの受け入れができない施設があります。詳しくは、お住まいの区の地域起こし推進課へお問い合わせを。

同行避難のときの基本
□犬はリードをつけ、首輪を調節(人の指1本入るぐらい)し、鑑札、狂犬病予防注射済票をつける
□小型犬や猫はキャリーバッグやケージに入れる

ペットとあなたの災害対策ハンドブック
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 災害が起きたとき、大切なペットをどうしたらいいの?
その疑問に答えるためにパンフレットを作成しました。
市ホームページからダウンロードできるほか、動物愛護センターなどで配布しています。詳しい配布場所は市ホームページで。
コード

避難所では

 避難者には、動物が苦手な人もいます。ルールを守って生活しましょう
 避難所では、屋外で、飼い主が持参したケージなどに入れて飼育します。
 避難所には、動物が苦手な人や動物に対してアレルギーを持っている人もいます。お互いが気持ちよく過ごせるよう、しつけやトイレなど、準備をしっかりしましょう。

不測の事態が起きても共に行動できるように

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動物愛護センター 獣疫予防助手・田村さん
 ペットを飼い始めたその日から、ペットの命は、飼い主に委ねられています。不測の事態が起きても共に行動できるよう、日頃から心掛けてください。
 避難生活は、ペットにとっても大きなストレスになります。そんなとき、普段から慣れているケージなどがあれば、ペットの心を落ち着かせるだけではなく、飼い主の負担も減らすことができます。
 しつけには、こつが必要ですが、言葉だけでは習得しづらいものです。訓練士やトレーナーに相談したり、動物愛護センターが開催する「犬のしつけ方・猫の飼い方教室」に参加して、こつをつかみましょう。

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犬のしつけ方教室の様子


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