東京2020パラリンピック正式競技の一つ
ボッチャをご存じですか
パラリンピック正式競技の一つ、ボッチャ。ボッチャのルールや魅力を紹介します。
健常者でも障害者でも楽しめるスポーツ
ボッチャは、重度脳性麻痺者か同程度の四肢重度機能障害者が参加できるスポーツとしてヨーロッパで考案され、現在ではパラリンピック正式競技になっています。障害の有無に関係なく誰もが参加できるため、近年では障害者と健常者をつなぐスポーツとして注目されています。この競技は地上で行われるカーリングともいわれ、ルールも似ています。ジャックと呼ばれる白いボールを床に投げ、赤か青の持ち球6球を、投げたり転がしたり、他のボールに当てたりして、ジャックにいかに近づけるかを競います。ボッチャの魅力をもっと知りたい人は、心身障害者福祉センターへお問い合わせください。
◆問い合わせ先:同センター(電話261-2333、ファクス261-7789)
東京2020パラリンピック 8月24日火曜日〜9月5日日曜日
インタビュー

ボッチャ日本代表選手
古満(ふるみつ)渉(わたる)さん (35・中区在住)
ボッチャを知って楽しんで
ボッチャの魅力は障害者スポーツという枠にとらわれることなく、子どもからお年寄りまで、みんなが気軽に楽しめるところです。ジャックボールを目掛けて手持ちのボールを思いどおりに投げることができたときの楽しさ、戦略を考える面白さ、チームが協力して勝ったときのうれしさをぜひ体験してほしいですね。
私は、筋力が徐々に衰えていく脊髄性筋萎縮症という障害があり、電動車いすで日常生活を送っています。そのような状況の中でボッチャに出合い、競技者となって約9年、このたび東京パラリンピックに日本代表として出場することになりました。
大会では、ご支援いただいた皆さんや応援してくださる皆さんと思いを一つに、メダル獲得を目指して頑張りたいと思いますので、ご声援よろしくお願いします。
◆問い合わせ先:障害福祉課(電話504-2147、ファクス504-2256)