ひろしま活力農業経営者育成事業
農業を始める人を応援します
農業に意欲のある人が農業経営者としてスタートできるよう、研修から就農までを一体的に支援する同事業を紹介します。
技術・農地・施設を一体的に
新たに農業を始めたい人を農業経営者として育成するため、同事業では研修をはじめ、就農に必要な農地のあっせん、ビニールハウスの整備などの支援を一体的に行っています。
研修は、基礎研修(1年)と実地研修(8カ月)。基礎研修では、専属の職員や専門家から栽培技術や経営管理を学び、実地研修では、就農予定地で、新たに整備したビニールハウスなどの施設を使って経営実習を行います。研修修了後、農業経営を始めてからも、区農林課などの担当者による巡回指導などが受けられます。
平成9年度に開始した同事業では、現在45人が就農しており、新鮮で安全・安心な野菜を生産しながら、経営改善などに取り組んでいます。
来年4月からの研修生を募集します
◆対象者:次の全てを満たす人 ●1978年12月2日(原則)〜2004年4月1日生まれ ●就農(2023年12月1日予定)までに市内に居住 ●修了後あっせんされた農地で就農
【期間】来年4月から1年8カ月
◆参加料など:無料(資格取得や実地研修で使用する農機具などは自己負担)
◆申し込み方法:所定の申込書を、11月19日金曜日(消印有効)までに、農林水産振興センター(〒739-1751 安佐北区深川八丁目30‐12)へ。申込書は、同センター、市役所市民ロビー、
同センターホームページなどで。選考若干名。詳しくは同センターへ
◆問い合わせ先:同センター(電話842‐4421、ファクス845‐4350)
夢に向かって進んでいます -24期生の現場から-

今年4月から研修を始めた4人は、現在1年目の基礎研修で勉強中。新鮮で安全・安心な農作物を安定して生産するための方法や、経営の基礎知識などを学んでいます。
経歴や受講動機はさまざまで、「元々やりたかった農業をやっと始められることがうれしい」「ものづくりに挑戦したかった。人生を考えた時に、気持ちに素直になりたかった」「農業にはさまざまな課題があるけれど、課題解決の一端を担える存在になりたい」「事前に見学させてもらえるんですよ。本気でやりたいと思うなら、絶対やった方がいい」など、思いを話してくれました。
研修から就農までのイメージ

基礎研修 耕運機の実技指導

実地研修 就農予定地で収穫作業

ビニールハウスをJAからリースしていよいよ就農

経営者となり、生産した野菜の出荷作業を行う
◆問い合わせ先:農政課(電話504‐2247、ファクス504-2259)