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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年2月1日号トップページトピックス花やぐ街角

花やぐ街角

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 市は花と緑と音楽にあふれるまちづくりを進めています。今回は、街角を美しく彩る花壇についての取り組みを紹介します。

花と緑があふれるまちに

 広島の陸の玄関である広島駅周辺や、平和大通りなどのまちなかでは、花壇やプランターの美しい草花が、市民や観光客の目を楽しませてくれます。
 コロナ禍の今、花や緑に癒やされている人も多いのではないでしょうか。被爆後、焼け野原にいち早く芽吹いたクスノキとキョウチクトウの花が、市民に希望と勇気を与えてくれたことを思い起こす人もいるかもしれません。

多くの人に支えられています

 まちなかの花壇の多くは、地元企業や市民団体など、さまざまな人たちの協力によって維持されています。
 市は、企業・団体に、紙屋町や八丁堀、平和大通りなどの花壇への協賛や維持管理を依頼する「グリーン・パートナー事業」や、プランターへの協賛を依頼する「四季の花プランター設置事業」を実施しています(下記参照)。花壇やプランターに設置したプレートには、協賛企業や、協力団体などの名前を表示しています。

花を通じて広がる交流

 平成29年度からグリーン・パートナー事業に参加している轄L島企業(安佐南区)は、中町交差点付近の花壇の一つを管理しています。家庭ごみ収集やリサイクル事業などの業務内容で常に環境問題を意識している同社ならではの、きめ細かな手入れで、毎年美しい花を咲かせています。
 同社では、元々、会社の敷地で花壇を作っていましたが、それが地域の評判を呼んだことから、地域貢献の一環として同事業に参加を決めたそうです。夏場の水やりなどの苦労はありますが、業務の合間に有志による活動を行っています。
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 同社で同事業を担当している川口百恵さん(写真)は「この活動は、社員のコミュニケーションの場にもなっており、花壇の知識やアイデアを持ち寄って楽しみながら作業を進めています。広島叡智(えいち)学園中学校の生徒さんが作業のお手伝いに来てくれたり、近所の小学生が植え付けを手伝ってくれたりして、花を通じた交流も生まれているんですよ」とほほ笑みます。
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 広島のまちが花と緑でいっぱいになるように、皆さんも花や緑を育て、玄関や窓際に飾ってみませんか。

協賛企業・団体を募集します

グリーン・パートナー事業

 企業や団体などからの協賛金で、花壇の維持管理をしています。
スポンサー名などの入ったプレートを花壇に設置し、市ホームページで紹介します
花壇の場所:
紙屋町交差点、八丁堀交差点、平和大通りの主な交差点
協賛期間:3年間
協賛金額:花壇1カ所につき、年間10万円

市ホームページはこちら

四季の花プランター設置事業

 企業や団体などからの協賛金で、四季折々の草花を植えたプランターの維持管理をしています。
スポンサー名などの入ったプレートをプランターに設置し、市ホームページで紹介します
プランターの設置場所:
広島駅周辺、駅前大橋、稲荷町、八丁堀、紙屋町、相生橋
協賛期間:1年間
協賛金額:プランター1基につき、年間2万円

市ホームページはこちら

※いずれも、年度途中からの協賛の場合は月割りします。また、協賛金は税制上、市への寄付金となります


◆問い合わせ先:緑政課(電話504-2396、ファクス504-2391)

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