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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年2月15日号トップページトピックス支え合い 助け合う

支え合い 助け合う
コロナ禍で不安を抱える皆さんに少しでも安心を

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 コロナ禍で社会活動が制限される中、さまざまな工夫をしながら活動を続ける医療関係者の取り組みを紹介します。

広島のママたち在宅でも心配しないで!

 コロナ禍で不安を覚えている妊婦や子育て中のママ、その家族を応援しようと助産師仲間で結成したのが、「広島ママのみかた」です。市民グループ「広島こそだて未来会議実行委員会」の支援により、ホームページ「広島ママのみかた」(下の二次元コード)を開設。無料でオンライン相談や子育てに関する情報提供などを行っています。
 代表の西本紗織さん(39)は「いつどんな時でも、赤ちゃんを迎えることを楽しみに日々を過ごし、笑顔で子育てができるように。広島のママたち、ステイホームでも助産師がそばにいますよ!」と笑顔で語り掛けます。
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助産師のグループ 広島ママのみかた

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この日集まった同グループの後列左から田中美佳さん、藤田亜希子さん、
北村由貴恵さん。前列左から島麻季さん、西本紗織さん、山本久美子さん

日々の取り組み
 出産のお手伝いだけでなく、妊娠・出産・子育てのお悩み相談(メイン写真左上)や、産前産後の体調ケアなどを行い、妊婦さんやその家族の心の支えとなっています。
 コロナ禍では、無料でオンライン相談(同左下)を実施。「自宅にいながら専門家に気軽に相談できる」と利用者から好評です。

薬剤師としてできることを

 市内4つの薬剤師会(広島市薬剤師会、安佐薬剤師会、安芸薬剤師会、広島佐伯薬剤師会)で構成する「広島市域薬剤師会」。コロナ禍で、高齢者や持病のある人が病院へ行きづらくなっている現状をなんとかしようと、新型コロナウイルス感染症について、薬剤師にも相談できることを周知するためのチラシを作成。また、安心して相談できる体制を整えていくため、現在市内全ての薬局に非接触型の体温計を配布中です。
 広島市薬剤師会副会長の吉田亜賀子(よしだあかね)さん(54)は「予防法など、ささいなことでも構いません。不安やお困りのことがあったら、かかりつけ薬局やお近くの薬局の薬剤師にお気軽にご相談ください」と呼び掛けます。

広島市域薬剤師会

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この日集まった同会の後列左から事務局・大久保梨絵さん、最上由起子さん。
前列左から広島市薬剤師会副会長・吉田亜賀子さん、事務局・釜平華澄さん

日々の取り組み
 同会の働きかけにより、薬局では受付時の体温測定(メイン写真右上)や飛沫防止シートの設置(同右下)など、少しでも安心して来てもらえるように対策をしています。
 また、薬剤師が講師を務める健康教室(健康に関するさまざまな知識を学ぶことができる教室)のオンライン開催を検討するなど、コロナ禍でも皆さんの健康づくりを応援しています。

◆問い合わせ先:広島ママのみかた(ホームページ「広島ママのみかた」のお問い合わせフォームへ)、広島市域薬剤師会(電話506-1255、ファクス506-1256)

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