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公文書館の概要
施設の概要
当館は昭和61年(1986年)1月から、市役所西庁舎で業務を行っていましたが、同所に市街地再開発により官民共同で建設された大手町平和ビル(広島市中区大手町四丁目1番1号)に、平成16年(2004年)7月に移転しました。
現在の公文書館の全体面積(占有面積)は2,524平方メートル、このうち保存部門は大手町平和ビルが1,019平方メートル、他に中区役所(北庁舎)地下書庫の302平方メートル、合わせて1,321平方メートルです。
- 竣 工 平成16年(2004年)6月
- 構造・規模 鉄骨鉄筋コンクリート造
地上11階、地下2階
うち公文書館 6階~8階
施設 | 用途 | 面積 | |
---|---|---|---|
大手町平和ビル | 8階 | 事務室、編さん資料室等 | 2,222平方メートル |
7階 | 閲覧室、特別閲覧室、資料室等 | ||
6階 | 資料室、フィルム保管室等 | ||
市役所北庁舎 | 地下1階 | 書庫 | 302平方メートル |
設立の経緯と沿革
広島市は、昭和20年(1945年)8月6日の原子爆弾被爆によって、公文書を始めとする多くの歴史資料を焼失しました。
しかし、昭和46年(1971年)からの広域合併により合併した町村には、明治以降の公文書が保存されており、この中には旧広島市域の歴史をうかがわせる公文書も多数含まれていました。これら合併町村の公文書の散逸を防ぎ、また、町史・市史の編さんの過程で収集した資料類の体系的な保存・活用を図るため、その専門施設として昭和52年(1977年)4月、広島市公文書館が設置されました。
昭和61年(1986年)1月には、市立中央図書館内にあった事務室・閲覧室などを市役所西庁舎に移転、同年4月には市史編さん室の廃止に伴いその事務を引き継ぎました。また、同時に文書主管課であった行政管理課から行政資料の収集・提供業務、現用文書の引継・保存・ 廃棄業務も移管されました。
同年6月からは公文書公開制度の窓口業務を開始。平成8年(1996年)4月から市長の資産等の公開窓口業務を、また、10月からは個人情報の開示・訂正請求の窓口業務を開始。現在は広島市の情報公開制度、個人情報保護制度の総合窓口としての役割も果たしています。
事業概要
広島市公文書館の概要及び事業の実施状況については、毎年「事業概要」を作成して公表しています。
広島市公文書館事業概要 令和4年度版 [PDFファイル/1.51MB]
バックナンバー ↠ 広島市公文書館事業概要
広島市公文書館例規類集
広島市公文書館運営委員会
広島市公文書館の運営に関する重要な事項について、市長の諮問に応じて調査または審議するため、昭和52年(1977年)4月、設置されました。
詳しくはこちらをご覧ください。 ↠ 広島市公文書館運営委員会