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平成30年度 緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部)

ページ番号:0000007606 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

 平成30年度に実施した「第10回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(団体部門)をご紹介します。
 皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

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最優秀賞

NTTコムウェア株式会社 西日本支店 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴9年

NTTコムウェア株式会社西日本支店様1NTTコムウェア株式会社西日本支店様2

NTTコムウェア株式会社西日本支店様3

  • 育てた植物:宿根性朝顔(ケープタウンブルー)48株、西洋朝顔15株、おかわかめ8株、はやとうり4株
  • 場所:会社ビル2階 ベランダ 西向き
  • 大きさ:幅11メートル×高さ7メートル
  • 主に育成に関わった人数:43人

快適度・経済効果

 温度や蒸散量測定を行って効果を探りました。朝顔で遮光され西日を直接うけないベランダの床付近温度は、直接うけるベランダの床より最大で約14度も低いことが確認できました。

地域交流などの効果

 広島市の「花と緑の広島づくりネットワーク」へ登録し、私たちの活動内容をお伝えすることができました。また、会社内へ『広島市では全市的に取り組みが行われている』ことを紹介することもできました。

工夫した点・苦労した点・失敗した点

 今年も活動体制を確立し、暑さのなか費用節約に努め、ヒートアイランド現象への緩和効果を探りました。

工夫した点:

  • 朝顔は若い苗ばかりでしたので発根しやすいように培養土を購入し、既存の土と混ぜて植えかえました。
  • テグスを用いて蔓を誘引することでネット敷設より費用をかけずに緑化面積を広げることができました。
  • 台風が中国地方を通過した後は、蔓の趨勢維持と葉数回復のため即効性のある液肥を希釈してあげました。
  • 屋上で雨水を自動収集したり、法令による水槽清掃の前に排水される上水を溜めて緑化に活用しました。

苦労した点:

 夏場は水がきれないように参加者が当番で、朝(始業前)夕(終業後)の1日2回水をあげました。

反省点:

 この暑さで特に多量の水(揚水量)を必要とした日があったようで、葉がしおれぎみの日がありました。

感想

 容赦のない暑さに、この猛暑が日常のあたりまえではないかと錯覚さえしそうな毎日でした。そんな過酷な暑さに若い苗は負けることなく、昨年以上の緑化面積へと繁茂してくれたことにとても感謝しています。

来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?

 暑い日々の中でも「癒しと清涼感」が自然と感じられる緑のカーテンづくりに取り組んでいきます。

審査員コメント

 規模が大きく、一面によく茂っていて、育成状況も大変良いです。葉数の回復のための工夫が見られるなど、よく管理できています。育成記録を細かくとり、温度や蒸散量測定を行うなど、緻密に効果を分析していらっしゃいます。

優秀賞

街角ガーデナー 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴6年

街角ガーデナー様1街角ガーデナー様2

街角ガーデナー様3

  • 育てた植物:ゴーヤ30株
  • 場所:広島市五日市中央公民館 花壇 東向き
  • 大きさ:幅10メートル×高さ5メートル
  • 主に育成に関わった人数:10人

快適度・経済効果

  • 夏季は公民館のロビーが日光で高温になるため、緑のカーテンで涼しくなり、利用者からも好評でした。
  • 施設の冷房の温度も、比較的下げなくても快適でした。

地域交流などの効果

  • 公民館利用者や、後援を通る人からも「大きくなるのが楽しみです」「いいですね」の声を多くいただきました。
  • 収穫したゴーヤは公民館利用者へ配布したら、非常に喜ばれました。

工夫した点・苦労した点・失敗した点

 肥料の散布などは、各配合を考え工夫しました。また、昨年に引き続いて連作となるため、土の入れ替えも行いました。ただ今年は異常な暑さのためか、最初に植えた苗が枯れたことと、ゴーヤの実が小ぶりだったことが残念でした。それでも出来た実を調理等に活用できたことは、非常に良かったと思います。

感想

 猛暑での水やりなど大変でしたが、公民館利用者から好意的な感想を多数いただくなど、やりがいがありました。やはり緑があると心にうるおいが生まれるようで、街の活性化の一助となれば幸いです。

来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?

 グループ内で相談し、今年より大きく良いものを育てたいです。

審査員コメント

 壁一面によく茂り、直射日光を遮っています。冷房温度の設定に反映するなど、具体的な省エネ行動に繋がっています。収穫物を利用者に配布するなどの活用もされています。

優良賞

美鈴が丘西集会所管理委員会 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴6年

美鈴が丘西集会所管理委員会様1美鈴が丘西集会所管理委員会様2

美鈴が丘西集会所管理委員会様3

  • 育てた植物:日本アサガオ60株、サルビア40株、マリーゴールド40株、ポーチュラカ40株
  • 場所:美鈴が丘西集会所 東・南側空地
  • 大きさ:幅14メートル(3.6メートル、5メートル、5.4メートルの3つ)×高さ3メートル
  • 主に育成に関わった人数:朝のラジオ体操サロン、OB会などボランティア7団体の共同 50人

快適度・経済効果

  • 8月4日午前11時50分に温度を計測したところ、グリーンカーテン内は32.6度、カーテン外は41.5度あり、温度差は8.9度でした。カーテン内は風もあり暑さをしのげましたが、カーテン外はすごすことができませんでした。室温効果は2~3度くらいでした。
  • 8月6日の西サロンでは、午前11時00分頃にキッチンクーラーを入れましたが、東側にはグリーンカーテンがなかったので、日陰が作られず厳しい暑さでした。

地域交流などの効果

  • 今年は役員から地域ボランティア約50名の協力で水やりなどを行いました。アサガオなどの夏の花を育てる喜びや楽しさの声が寄せられました。
  • アサガオ1色のものから、夏の花3種類をミックスしたものなどのグリーンカーテンを作り、色彩もあり反応は良好でした。

工夫した点・苦労した点・失敗した点

  • 実施計画時、役員からボランティアに役割を変更、ボランティア7団体への協力依頼と安全面・作業性への配慮など、各団体のリーダー・役員への理解をいただくために何回も打ち合わせをし、具体化できました。
  • 広島市の助成事業の手続きについて日程がせまっていて、急いで準備しOKをいただけました。
  • 朝の水やり(ラジオ体操グループ)、夕方はサロン・OB会と、約50名による水やりの仕方・管理など、高齢者も多いがリーダーの暖かい支援もあり無事にできました。

感想

  • 今年からボランティアグループでうまく出来ました。各リーダーと年末に意見交換して、来年はより充実したものにしたいです。
  • 世話人として日常、蔓の整理、葉(枯れ葉、草とり)掃除など2日に1回水やりしやすい環境づくりで綺麗にしました。
  • ボランティアの方々から多くの励ましの言葉をいただけました。
  • コンクールの応募、市の助成手続き、集会所役員との打ち合わせ、計画づくり、案内と結構忙しかったです。

来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?

 まずは今年の良かった点などを聞き、皆さん(ボランティアの方)に喜んでいただける活動として定着したいです。

審査員コメント

 温度計測を緻密に行い、具体的な効果を分析されています。地域ぐるみで取り組むなど、コミュニティの広がりも見られます。

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