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核兵器国5か国による共同声明に対する市長コメント(2022年1月4日)

ページ番号:0000268044 更新日:2022年1月4日更新 印刷ページ表示

平和首長会議の会長として、核兵器不拡散条約の下で5つの核兵器国の為政者が2022年1月3日に発表した共同声明の中で「核戦争に勝者はなく、決して起こしてはならない」ことを共通認識とし て再確認したことを歓迎します。1985年のレーガン大統領とゴルバチョフ書記長による共同声明を原点とするこの認識は、昨年、バイデン大統領とプーチン大統領の間で再確認されましたが、この度、 初めて5か国全ての核兵器国により宣言されました。

核兵器国がこの共同声明を発表したことは、被爆者が核兵器の廃絶に向けて長年訴えてきた思いに通ずるものであることから評価します。その上で、核兵器国がこの度の共同声明を宣言した精神を踏まえて、合意できる具体的な措置を模索し、核軍縮の具体的行動へとつなげるよう要請します。

 

令和4年(2022年)1月4日

 

広島市長

平和首長会議会長

松井 一實