ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 核実験等への抗議文 > 核実験等への抗議文 > 1994年~2000年 > 中国の核実験に対する抗議文(1995年5月15日)

本文

中国の核実験に対する抗議文(1995年5月15日)

ページ番号:0000009364 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

駐日中華人民共和国大使館
特命全権大使 徐 敦信 閣下

抗議文

核保有5か国の合意のもとに、先日、核拡散防止条約(NPT)延長・再検討会議において、包括的核実験禁止条約(CTBT)の1996年中の妥結と、同条約発効までの核実験の自制などが決定されたにもかかわらず、貴国が核実験を強行したことは、この国際的な取り決めを破る暴挙である。核保有国の誠実な核軍縮努カが求められているこの時期に、核実験を実施した貴国に対して強く抗議する。

ここに世界最初の被爆都市広島の市民を代表し、貴国に対し厳重に抗議するとともに、核実験の即時全面禁止を強く求める。

1995年5月15日

広島市長 平岡 敬