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ページ番号:0000009619更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示
広島平和記念資料館展示整備等基本計画
広島平和記念資料館は開館から50年以上が経過し、本館の老朽化が進んでいることや、被爆の実相をより分かりやすく伝えるための展示構成とすること、また、被爆者が高齢化していく中で、どのように被爆体験を継承・伝承していくかが大きな課題となっています。
こうしたことから、平成19年(2007年)1月に建物改修や展示整備の今後のあり方を方向付けた「広島平和記念資料館更新計画」を策定し、これを具体化するための「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」を策定しました。
「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」の概要
- 建物改修
国の重要文化財である本館は、建物の外観や主要な躯体部を保存しつつ、耐震補強に係る工事等を行うとともに、観覧動線を見直し東館にエスカレーターの設置などの施設整備を行います。 - 展示整備
常設展示の構成は、「導入展示」、「被爆の実相」、「核兵器の危険性」、「広島の歩み」の4つの展示ゾーンとします。このうち本館の「被爆の実相」を中心的な展示と位置づけ、人間の被害により重点を置き、十分時間をかけて観覧できるよう整備します。
また、入館者の観覧後の心情に配慮した空間を整備します。 - 管理運営
資料・情報の収集、情報発信・提供機能などについて一層の充実・強化を図るとともに、専門職員等による調査研究、人材育成機能の充実を図ります。 - 被爆体験証言活動
新たな被爆体験証言者の発掘、被爆体験証言時における介助等の支援策、被爆体験のない人により継承・伝承していくための方策の拡充等に取り組みます。
「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」本文についてはこちらをご覧ください。
目次
- 第1章 計画の概要
- 計画策定の趣旨
- 計画の構成
- 第2章 建物改修
- 建物の現況
- 建物改修の概要
- 第3章 展示整備
- 展示整備の目標と検討項目
- 展示構成
- 各ゾーンの整備方針と展示内容
- 配置計画と観覧動線計画
- 個別の課題への対応
- 展示手法
- 展示整備イメージ
- 第4章 管理運営
- 管理運営の指針
- 資料・情報収集、情報発信・提供機能の充実
- 調査研究・人材育成機能の充実
- 平和に関する博物館などとの連携・交流
- 資料保存・管理のための施設整備
- 来館者サービスの向上
- 第5章 被爆体験証言活動
- 被爆体験証言活動の現状
- 証言活動の今後の取組
- 第6章 概算事業費と整備スケジュール
- 概算事業費
- 整備スケジュール
- 資料編
- 経緯等
- 資料
ダウンロード
- 01 表紙・目次(115KB)(PDF文書)
- 02 第1章 計画の概要(279KB)(PDF文書)
- 03 第2章 建物改修(738KB)(PDF文書)
- 04 第3章 展示整備(958KB)(PDF文書)
- 05 第4章 管理運営(829KB)(PDF文書)
- 06 第5章 被爆体験証言活動(333KB)(PDF文書)
- 07 第6章 概算事業費と整備スケジュール(132KB)(PDF文書)
- 08 資料編(935KB)(PDF文書)
このページに関するお問い合わせ先
市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当
電話:082-242-7831/Fax:082-242-7452
メールアドレス:peace@city.hiroshima.lg.jp