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広島平和記念資料館展示整備等基本計画~第6章~
第6章 概算事業費と整備スケジュール
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1 概算事業費
(1) 総額
46億7,000万円 (施設整備費+展示整備費)
- 平成22年度(2010年度)以降、48頁の整備スケジュールを基に「平和記念資料館再整備事業」として実施する。総額は、平成22年度(2010年度)から平成28年度(2016年度)に要する費用である。
- 平和記念資料館再整備事業は、施設整備と展示整備の2つの項目を同時並行で進める。
(2) 施設整備費
31億8,000万円
項目 | 内容 |
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東館整備 |
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本館整備 |
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渡り廊下の整備 | 来館者の往復通行に対応する拡幅工事 |
(3) 展示整備費
14億9,000万円
項目 | 内容 |
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展示検討会議(仮称)の運営 |
各分野の有識者から成る「展示検討会議」(仮称)を設置・運営し、展示構成、展示手法、展示資料の収集・選定などについて指導・助言を受け、展示基本設計及び展示実施設計を取りまとめる。 |
展示説明文執筆会議(仮称)の運営 |
展示基本設計及び展示実施設計に基づき、展示説明文を作成するため、執筆者から成る「展示説明文執筆会議」(仮称)を設置・運営し、意見交換を行う。 |
展示資料等の製作 | 展示パネルや展示ケース、模型などを製作する。 |
展示工事 |
製作した展示パネル、展示資料、展示ケースなどを設置し、展示室内の改修工事を行う。 |
2 整備スケジュール
平和記念資料館は、年間140万人以上が来館する施設であり、ヒロシマのより所であることから、全面閉館を最小限に抑えることを考慮に入れながら、再整備を行う。
区分 | 施設整備 | 展示整備 | |||||
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東館 | 本館 | 渡り廊下 | 展示検討会議 | 展示説明文 執筆会議 |
展示設計 | 展示製作・ 設営工事 |
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平成22年度 (2010年度) (被爆65周年) |
・エスカレーター基本設計 ・内部改修基本設計 |
・補強立案計画策定 ・内部改修基本設計 |
拡幅工事基本設計 | 展示検討 会議 |
展示基本設計 | ||
平成23年度 (2011年度) |
・エスカレーター実施設計 ・内部改修実施設計 |
・保存・修理工事設計書の作成 | 展示実施設計 | ||||
平成24年度 (2012年度) |
1階ロビーエスカレーター新設工事 | ・補助申請手続き ・保存工事実施設計 ・内部改修実施設計 |
東館 本館 |
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平成25年度 (2013年度) |
・展示室内エスカレーター新設工事 ・内部改修工事 |
拡幅工事実施設計 | 東館 本館 |
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平成26年度 (2014年度) |
・製作、基礎工事 ・付替え工事 |
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平成27年度 (2015年度) |
・保存工事 ・内部改修工事 |
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平成28年度 (2016年度) |
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平成29年度 (2017年度) |
グランドオープン |
■は、閉館を示す。
平和記念資料館の整備スケジュールを修正しました
「広島平和記念資料館展示整備等基本計画」で示した整備スケジュールについては、国等関係機関との協議に時間を要し、平成23年度から事業に着手したことから、整備スケジュール全体が当初計画と比べて1年遅れで進行しています。
変更後の整備スケジュールについては、以下からダウンロードしてご覧ください。