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広島市消費生活センターが年3回発行している消費生活に関する情報紙です。
相談の多い事例やその対処方法を紹介したり、その時々の消費生活に関するお知らせを掲載しています。
「消費」は日々の暮らしに直結しており、消費者トラブルは複雑化・多様化してきています。
消費生活に関する知識を身につけ、身を守りましょう。
知っ得なっとくは、消費生活センター展示コーナー、市役所市民ロビー、各区役所、公民館などで配付しています。
令和5年度はこんな消費生活相談がありました
相談件数
〇令和5年度に広島市消費生活センターで受け付けた相談は7,627件あり、前年度に比べ185件増加しました。相談件数は令和3年度まで減少傾向にありましたが、令和4年度から増加に転じ、令和5年度についても増加しました。
年代別
〇前年度に比べ、20歳代から50歳代までの相談は減少していますが、60歳代以上の年代については増加しています。特に、80歳代からの相談は47件(前年度比107.3%)増加しています。年代別の相談割合では50歳代が最も多く全体の15.2%でした。
商品、役務別
〇架空請求などの「商品一般」に区分される相談が前年度に比べ60件(107.9%)増加し、最も多く受け付けました。件数が増加したものとしては、「他の役務サービス」が44件(125.6%)、「賃貸アパート・マンション」が42件(112.6%)、「健康食品」が41件(119.6%)、「インターネット接続回線」が10件(107%)、「移動通信サービス」が3件(101.7%)増加しました。相談内容としては、「公的機関や債権回収業者を騙った架空請求はがきやメール」や、「定期購入になっていた化粧品や健康食品」に関する相談が多く寄せられています。
※ 令和6年度消費者大学の募集は、定員に達したため終了しました。
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※バックナンバーについては、発行当時のまま掲載しています。
発行後の法改正により、現在の法律に即さない場合もありますのでご注意ください。
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