高齢者を地域で見守り、支え合う
地域で暮らすことに不安がある高齢者に対して、近所の人や民生委員などが連携して見守りや声掛けをしています。見守りを希望する高齢者を地域で支える取り組みにご協力ください。
地域でのゆるやかな見守り
市は、高齢者が地域で安心して暮らせるよう、高齢者を見守り、支え合う仕組み「地域の見守りネットワーク」を小学校区ごとに構築しています。
近所の人や民生委員、事業者などの見守りネットワークに登録された協力員が、訪問や電話連絡などで高齢者を見守り、気になることがあれば、見守りネットワーク内で共有。必要に応じて地域包括支援センターが直接高齢者を支援します。
見守ることで自分も健康に
見守り活動は、日常生活や仕事に負担にならない範囲でお願いしています。地域に出て、人とつながることで、見守る人にとってのフレイル対策(こちらを参照)にも役立ちます。
見守りに協力したい人や見守りを希望する高齢者・家族は、地域包括支援センターへご相談を。連絡先は市ホームページか高齢福祉課(電話、ファクス下記)へお問い合わせを。
市ホームページ
おや? と思ったことはありませんか?
日常のちょっとした気づきが助けにつながります
家の外観からの気付き
●郵便受けに新聞や配達物がたまっている
●夜間、電気がついていない
対面での気付き
●話がかみ合わなくなった
●髪型や服装が乱れている
いつもの場所での気づき
●地域の集まりに急に来なくなった
●ここ数日顔を見かけない
report(リポート)
みんなが笑顔に、地域が元気になるように
安佐南区原南学区で見守りネットワークの運営委員長を務める沖輝夫(おき てるお)さん(79)は「協力員の横のつながりが対象者の安心につながります。今年度初めて、協力員同士の情報交換や悩みを共有する場を設けました。他の協力員の関わり方や工夫していることを知ることができて良かったと好評だったため、来年度以降も続けていきたい」と話します。
「協力員は生活の様子を外からそっと見守る人もいれば、直接声を交わす人もいます。見守られる人との信頼関係で成り立つものなので、それぞれの見守り方で、無理のない関わり方を大切にしてほしい」と協力員の皆さんに思いを寄せます。
沖さん自身は「元日に一人暮らしの対象者の家を訪ね、『来てくれて本当にうれしい』と涙ぐまれたことが心に残っています。あの瞬間が、続ける力になる」と穏やかにほほ笑みます。
「協力員が元気でないと、対象者を元気にできない。人と関わるときには、できるだけ笑顔が生まれるようにしたい」。高齢者の暮らしを守るだけでなく、人と人とのつながりそのものを大切にする沖さんの姿勢が、地域の温かい支え合いの輪を広げています。
◆問い合わせ先:高齢福祉課(電話504-2145、ファクス504-2136)