安芸区に住む大橋さん一家は、父親の昌(しょう)さん(50・上写真中央)と三男の劉(みずち)くん(14・同左)、四男の潤(うるむ)くん(13・同右)の3人が防災士。災害から命を守るための三つのポイント(下記)を教えてくれました
2018年、西日本豪雨に見舞われた安芸区矢野。川が氾濫し、自分たちが住む地域の甚大な被害を目の当たりにした劉くんと潤くん兄弟は、以前から防災士だった父親の背中を追いかけ、「災害時、自分たちも地域の役に立ちたい」と猛勉強。その後、防災士の資格を取りました。「とにかく日頃の備えが大切」という3人。次のように話します。
自分の地域がどんなところか調べて、避難場所、避難ルートを確認しておいてほしい
大雨の時は、「自分は大丈夫」と思わず、周りを確認して早めの避難を心掛けて
自分がいないときは、この2人が妹2人(下写真)や近所の高齢者と一緒に避難することなどを決めています。災害を想定して、家族や近所の人とどうするか話し合って決めておくといいですね
「土砂」「洪水」「内水」「ため池」「津波」といった災害の種別に応じた危険な区域を確認することができます。
自宅がある場所に色が塗られている場合は、災害の危険がありますので、調べておきましょう。
ハザードマップは、市防災情報サイトからダウンロードを。区地域起こし推進課でも配布しています。
区 | 電話 |
---|---|
中 | 504-2820 |
東 | 568-7704 |
南 | 250-8935 |
西 | 532-1023 |
安佐南 | 831-4926 |
安佐北 | 819-3905 |
安芸 | 821-4905 |
佐伯 | 943-9704 |
開設避難所を速やかに確認するには、避難誘導アプリ「避難所へGo(ゴー)!」が便利です。避難場所(市民と市政6月1日号各区版〈東区版は5月1日号〉に掲載)は、ハザードマップや市防災ポータルでも確認できます。
最寄りの開設避難所へのルート表示機能や、避難情報などの通知機能があり、危険な場所の確認もできます。大雨に備えて、事前にダウンロードしておきましょう。
ホームページはこちらいざというときにすぐに避難できるよう、あらかじめ避難先を決めておきましょう。避難先は、安全な場所にある次のところを参考に検討しましょう。
□ 親戚・知人宅※避難情報(警戒レベル)は、土砂災害警戒区域や洪水浸水想定区域などの危険な区域にいる人に対して、小学校区ごとに発令されます。事前に自宅などの小学校区を調べておきましょう
※警戒レベル1は早期注意情報。最新の防災情報を入手し、災害への心構えを高めましょう
※警戒レベル5は、災害の発生・切迫を把握できた場合に可能な範囲で発令される情報で、必ず発令されるものではありません
真夜中や土砂降りの中など、出歩くことで、かえって危険度が増す場合は、近くの頑丈な建物や自宅の2階以上に移動する「垂直避難」など、少しでも安全な行動をしてください。
さまざまなツールで、情報が発信されます。自分に合った方法で防災情報が手元に届くようにしておきましょう。
●市防災情報メール