市は、美しく環境にやさしいまちとして、一人一人が意識してごみの減量に取り組み、ごみ減量No.1のまちとなることを目指しています。
市の家庭ごみの現状を、ごみの収集業務を行う環境事業所の職員の声とともに紹介します。今日からできるごみの分別・減量に取り組みましょう。
トラックの荷台後部に、ごみを圧縮する装置を持った機械式ごみ収集車を「パッカー車(塵芥車〈じんかいしゃ〉)」といいます。市内では1日当たり約230台のパッカー車が稼働。家庭ごみのうち、可燃ごみやペットボトル、リサイクルプラ、その他プラ、不燃ごみを回収しています。
環境事業所の清掃指導員に、ごみ収集の仕事内容やパッカー車の機能、現場で困ったこと、ごみの出し方のアドバイスなどを聞きました。
ごみ収集は、午前8時半から始まり、あらかじめ割り振られた収集コースを、午前と午後に分けて回ります。パッカー車は、回転板が回り、ごみを中に送り込み、押し込み板で圧縮しながら奥に押し込む仕組みで大量のごみを積み込むことができます。収集時は、回転板に巻き込まれないように、約1メートル離れた位置からごみを投げ入れていきます。
●パッカー車荷台後部の仕組み