市が行う「防災士養成講座」を受講後、試験に合格し、地域で防災活動を率先して行う人のことです。この講座は、民間資格である防災士*の資格取得制度を活用しています。
現在、約1,400人の地域防災リーダーが各地域で活躍。自主防災会や町内会、小・中学校などと協力し、わがまち防災マップを活用した防災訓練や防災知識の普及啓発活動などを行っています。
*防災に関する知識と技能を習得した人に、NPO法人日本防災士機構が認証する民間資格
平成30年7月豪雨災害の時に、近所で発生した土砂災害により避難した経験を持つ矢野さん。藤井さんは、下水管に土砂が流れ込み、マンホールから下水が溢れ、家の前が浸水する経験をしました。
同じ町内の二人は、どのタイミングで、どこへ避難すればよかったのか、防災についてもっと知りたいと思い、一緒に防災士を目指すことにしました。「一人だと不安なことも、二人で、そして地域の人々と力を合わせてアイデアを出し合うことで、活動の幅が広がっています。防災の分野は男性が多いですが、女性だからこそ気づくこともあります。今後は、日頃から住民同士コミュニケーションをとり、安全な場所を事前に確認し、いざ避難するときには声を掛け合って一緒に避難する体制を整えたい」と話します。
今年度の防災士養成講座の受講者を募集します。地域防災リーダーとして、自分たちが住むまちの防災力を高め、災害に備えませんか。
【対象】次の全てに該当する人