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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年1月15日号トップページトピックス防災訓練で災害に強くなる

防災訓練で災害に強くなる

 災害時には、近所の人同士が協力し合うことで、被害の拡大を防ぐことができます。防災訓練に参加して、もしものときに備えましょう。

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炊き出し訓練

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発熱者用テントの組み立て

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土石流の模型で土砂災害の危険性を学習

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初期消火訓練

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地震体験車

災害による被害を減らすために

 災害は、いつ起こるか分かりません。大地震や豪雨などの自然現象を止めることはできませんが、災害による被害は、一人一人の日頃の努力で減らすことができます。
 その方法の一つが地域で行われている防災訓練への参加です。
 防災訓練は、市内全域にある「自主防災組織※」が、消防署や区役所の支援を受けて、各地域で行っています。


防災訓練に行ってみよう

 防災訓練の日程などは、各地域の回覧板や掲示板などでお知らせしています。
 訓練に参加することで、実際に災害が発生したときにどのように行動すればよいか、自分の役割は何かなどが分かり、落ち着いて災害対応ができるようになります。近所の人たちと防災意識を共有するきっかけにもなります。上記の写真は、昨年行われた各地域の防災訓練の様子です。

※自主防災組織は、町内会や自治会、小学校区ごとなどの範囲で、自主的に結成された組織です。災害時、住民一人一人が「自分たちの地域は自分たちで守る」という思いで行動できるよう、日頃から活動しています


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大切な「命」を守るアプリ

 ひろしま避難誘導アプリ「避難所へGo(ゴー)!」は、災害が発生する前に適切な避難行動を行うための防災アプリです。最寄りの開設避難所へのルートはもちろん、平常時に役立つ情報も知ることができます。ダウンロードして、あなたの大切な命を守りましょう。

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コード

report(リポート) 防災訓練(佐伯区五月が丘学区)

 まだ秋の気配が残る11月下旬、五月が丘小学校で、五月が丘地区自主防災会連合会主催の防災訓練が行われました。大規模地震が発生し、学区内の小学校へ避難するという想定です。
 避難所となる体育館では、子どもからお年寄りまで、約180人が炊き出し訓練やテントの組み立てなど、避難所の運営を体験しました。消防署員によるAEDの使い方講習や給水、消火訓練など、防災に役立つ知識を学ぶ場も。終了後は、炊き出し用のご飯などの配給があり、参加者が「おいしいね」などと笑顔を交わし合っていました。

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段ボールベッド

参加することが大事(参加者の声)
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住本美恵子さん

 6歳と8歳の子どもと参加しました。避難経路の確認や消火器の操作など、子どもにも良い経験になりました。本当に災害が起きたときに慌てないためにも、こういった訓練に参加することが大事だと思います。


地域で共助の力を育みたい
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同連合会会長 坪内信博さん

 いざというときにご近所同士が助け合える土壌は、日頃のつながりから育まれます。毎年行う防災訓練はそのきっかけ作りの一つ。幅広い世代の人に参加してもらい、知恵を出し合って、一緒にこの地域の防災力を高めていきたいですね。


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この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】


◆問い合わせ先:災害予防課(電話504-2664、ファクス504-2802)

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