特殊詐欺にご注意ください!
特殊詐欺被害が増えています。手口の特徴や対策方法を知って、被害を防ぎましょう。不審なことがあれば、必ず身近な人や警察、市民安全推進課などに相談してください。
もしかして詐欺? と思ったら通報を
「不審な電話を受けた」「料金未納のお知らせが送られてきた」そんなときは、警察に通報してください。情報収集は
県警ホームページ(下コード)から
広島中央 |
電話224-0110 |
広島東 |
電話506-0110 |
広島西 |
電話279-0110 |
広島南 |
電話255-0110 |
安佐南 |
電話874-0110 |
安佐北 |
電話812-0110 |
佐伯 |
電話922-0110 |
海田 |
電話820-0110 |
ファクス110番はフリーダイヤル0120-110-842
特殊詐欺とは
犯人が電話やはがきなどで親族や公共機関の職員などを名乗って被害者を信じ込ませ、お金をだまし取る犯罪です。現金やキャッシュカードをだまし取ったり、還付金が受け取れると言ってATMを操作させ、送金させたりします。
被害全体の7割が高齢者
特殊詐欺は、高齢者宅の固定電話にかかってきた犯人からの電話がきっかけで被害に遭うケースが多く、被害全体の約7割が高齢者です。
主な手口と注意ポイントを紹介します。
架空料金請求詐欺(名義貸しの手口)
手口
1.大手建築会社の社員を名乗る犯人から電話

「老人ホームに入居する権利が当たりましたよ! 入居しないなら他の人に譲ってもらえませんか。名義を貸してくださいね」

「いいですよ。他の人に譲ります」
2.翌日、違う役の犯人から電話

「名義貸しは、犯罪になるので、このままだと、あなたは逮捕されますよ! 逮捕されたくなければ、示談金を支払ってください。犯罪なので、他の人には、絶対話さないように!」

(犯罪だから、誰にも相談できない…)
「示談金を支払います」
3.なりすました犯人にお金をだまし取られる
注意

この名義貸しの手口により、今年市内において1件で約1億4000万円もの被害が発生しています。電話で、お金の話が出たら、一人で判断しないで、すぐに相談を。次のことを覚えておきましょう!
●身に覚えのない「権利がある」という電話は詐欺
●「名義を貸して」、「名義貸しは犯罪だ」も詐欺
オレオレ詐欺
手口
1.息子になりすました犯人から次のような電話

●のどが痛いので病院へ行ったら手術が必要と言われた
●病院や公衆電話に財布、携帯電話を忘れた
●会社に多大な損害を与えてしまった
●お金が必要だから用意して欲しい
2.その後、自宅を訪れた息子の上司や知人になりすました犯人に、お金をだまし取られる
注意
●普段から、電話をかけてきた人に名前を名乗らせるようにし、自分の方から、「◯◯君?」などと息子などの名前を言わないようにしましょう
預貯金詐欺
手口
1.警察官や金融機関などの職員になりすました犯人から電話

「詐欺の犯人を捕まえたら、あなたの名前が名簿にありましたよ」

「あなたのキャッシュカードが悪用されているので、今から回収に行きます」

「被害を防いでもらうよう、すぐに通帳とキャッシュカードを渡さないと!」
2.犯人にだまし取られたキャッシュカードなどでATMからお金を引き出される
注意
●電話でキャッシュカード、通帳の話が出たら詐欺を疑いましょう
●他人にキャッシュカードや通帳を渡さない、暗証番号も他人に絶対に教えないようにしましょう
還付金詐欺
手口
1.市・区役所職員、金融機関職員になりすました犯人から電話

介護保険料の還付金があるので、ATMで手続きができますが、今日までです。すぐに行って、手続きをしてください
2.ATMに行き、犯人が指示した連絡先に電話をかけると、ATM の操作を指示される。従うと、お金を振り込んでしまうことになり、だまし取られる
●市内の被害者は60代後半の女性が多数
●ATMで振り込みできる1日の上限額である50万円ギリギリの金額を、「あなたの個人番号は499980です。こちらから振り込むので、画面の『振込』を押して」などと言ってだまし、お金を振り込ませます
注意
●市役所などの公的機関や銀行などの金融機関が、電話で還付金の手続きの話をすることはありません
●還付金の手続きには、窓口での本人確認や申請書類の提出が必要です。電話やATMで還付金の手続きをすることは絶対にありません
固定電話対策
犯人と直接話をした時点で、半ば詐欺に遭ったようなもの。言葉巧みに話を進められ、お金を渡したり、振り込んだりするように誘導されて、だまし取られます。
●家にいるときも留守番電話設定にし、知らない人からの電話には出ないようにしましょう
●犯人は、非通知で電話をかけてくることがほとんど。あらかじめ非通知電話の拒否設定をしておきましょう(ナンバーディスプレイの契約が必要)
●怪しい電話に出てしまったら、相手の連絡先を聞いていったん電話を切りましょう
●相手が連絡先を言わなかったら電話を切りましょう
●上記のような電話がかかってきたら、相手の指示に従う前に、必ず身近な人や警察、市民安全推進課(電話下記)などに相談してください
◆問い合わせ先:市民安全推進課(電話504-2714、ファクス504-2712)