あなたも消防団に入りませんか
普段は別の仕事などの本業を持つ、地域住民で構成される消防機関です。火災、風水害、地震時に自宅や職場から現場に駆け付け、よく知った地域での経験を生かした消防活動を行います。
●団員の身分は特別職の地方公務員災害活動時にやるべきこと、守らなければならないことなどが条例や規則などで定められています。
火災時における放水などの消火活動のほか、風水害、地震時には、救助活動などを行います。
●平常時救命講習や防火・防災に関する広報活動、年末特別警戒などを行います。
花屋さんなどの自営業者や会社員、学校の先生などさまざまな職業の人が消防団員になっています。市では8区84分団(地域ごとの最小単位のチーム)で約2,400人が活動しています。団員4人に話を聞きました。
平成28年から活動。「子育て世代など、若い人にぜひ入ってもらいたいです。普段は交流のない人とつながりを作れますよ」
■まちの防災に関心
子どもが同じ小学校に通う、商店街の知り合いから誘われ、まちの防災に関心があったので入りました。みんな責任感が強く、活動への参加が刺激になっています。いろいろな人との交流も生まれました。
■地域行事への参加
毎月1回の機材点検や訓練、広報活動、年末特別警戒などに参加しています。また地域の「とんど祭」で火の番や消火をし、普段接することのない人とも触れ合えたことが印象に残っています。
■無理のない範囲で参加
日曜日などに店を開ける関係で、活動に参加できないこともありますが、仕事をしている者同士、事情を理解し合っているため、無理のない範囲で助け合いながら参加できています。
広島修道大学の3年生と1年生の姉妹。今年度から募集開始した消防団サポーター(こちらを参照)に5月から参加。10月に消防団に入団。
■新しいことを始めたい
若菜さん:大学で消防団サポーター募集のチラシを見たのがきっかけでした。新型コロナの影響で、満足な大学生活ができておらず、新しいことを始めたいと思い、妹を誘って参加しました。
■より発展的な内容にチャレンジ
若菜さん:応急手当指導員の資格を取得して、心肺蘇生の指導をしたいです。
里呼さん:消防の知識や技術を身に付け、大学の友達など身近な人たちに伝えたいです。
■同世代にもぜひ参加を
若菜さん:いざ災害が起きたときにすぐ行動することの大切さを、もっと多くの人に分かってもらいたいですね。
里呼さん:地元に恩返しをしたい。同世代の人とも一緒に活動をしたいです。
建築コンサルタント会社勤務。平成29年から活動。多くの活動への参加から令和3年度西消防団の出務成績最優秀賞を受賞。「地域貢献しながら、自分磨きができます!」
■安心して活動できる体制
町内会の人から紹介され、元々興味があったので入りました。地域の人と交流ができ、消火・救命などの知識も身に付くので役立っています。研修や訓練も充実しており、安心して活動ができています。
■イベントや防災訓練などにも
主に土・日曜日の会議への参加や訓練などを受けています。その他にも町内会単位での防災訓練や、大型施設での消防イベントなどにも参加しています。イベントでは体験型などの催しを通し、防火・防災の知識を楽しみながら身に付けてもらえるよう取り組んでいます。
■出られる範囲で活動を
会社には、消防団の活動を理解してもらっています。勤務と出動が重なった場合は、団内で調整し、出られる範囲で参加しています。
任務や役割、現場活動での安全管理など
規律訓練や放水訓練、ロープ取り扱い訓練など
Q.現場活動に不安があるのですが・・・