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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年6月1日号トップページトピックス熱中症を予防しましょう

熱中症を予防しましょう

 6月初旬ごろから熱中症に注意が必要です。暑さが厳しくなるこれからの季節、対策をしっかり取って熱中症を予防しましょう。

熱中症とは

 熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡したりすることもあります。

熱中症の症状

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 熱中症の主な症状は、めまい、筋肉のこむら返り、手足のしびれ、頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)、倦怠感(けんたいかん)、高体温、失神、意識障害・けいれんなどです。

有効な対処方法

涼しい場所で、衣服を緩める
首筋や脇の下、足の付け根などを保冷剤などで冷やす
ぬれタオルを当てる、うちわであおぐなどして冷やす
水分・塩分を補給
意識がないなど症状が重い場合は、すぐに救急車を!

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健康推進課 大本佳奈 栄養士

 体調がすぐれないときは熱中症になりやすくなります。いつもと様子が違うと感じたら注意しましょう!


熱中症を予防するために

小まめな水分補給
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 喉が渇いたときは、すでに体内の水分は不足しています。1日当たり1.2リットルを目安に。


部屋の温度は28℃
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 熱中症は室内や夜間でも起きます。湿度55〜65%を目安に、換気をしながら温・湿度調節を。
※28℃はあくまで快適に過ごすことができる温度の目安です。体質や体調に合わせて調節してください


涼しい服装
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 通気性が良い服装を。屋外では帽子や日傘で直射日光を避けましょう。屋外で人と十分に距離が確保できているときなどはマスクを外しても構いません。


日頃の健康管理
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 汗をかくことは体温調節に大切です。体調に合わせた適度な運動で、暑さに慣れましょう。

水分補給、水だけでは危険です!

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 体の水分(体液)には、イオン(電解質)が含まれています。
 水やお茶だけを飲み続けると、体液の濃度を一定に保とうとする体の働きによって、過剰な水分を尿などで体の外へ出してしまいます。  水分を補給するときは、イオン飲料やナトリウムを含んだスポーツドリンクなどで、失った成分も補いましょう。


◆問い合わせ先:健康推進課(電話504-2290、ファクス504-2258)

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