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広島市ホームページ令和4年4月15日号トップページ特集世界に誇れる「まち」広島の実現を図ります

特集/令和4年度 当初予算
世界に誇れる「まち」広島の実現を図ります

 令和4年度の当初予算が決まりました。感染症対策など直面する課題に最優先で取り組みつつ、「平和文化の振興」や「地域コミュニティの活性化」などの重要課題に、前向きで強い信念を持って取り組む予算としました。そのポイントや主な事業を紹介します。

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一般会計は3.6%減 2年ぶりのマイナス予算に

 一般会計の総額は、前年度当初予算より3.6%減となり、2年ぶりのマイナス予算となりました。主な要因は、満期一括償還債の元金償還の減などに伴い公債費が減ったことです。
 特別会計は、公債管理特別会計の減などにより、対前年度5.0%の減、企業会計は、下水道事業会計の増などにより、対前年度0.1%の増となりました。
 全ての会計を合わせると、対前年度3.7%の減で、2年ぶりに減少しました。

■ 予算の規模
一般会計※1…6589億6291万円(対前年度3.6%減↓)
特別会計※2…4149億953万円(同5.0%減↓)
企業会計※3…1476億2348万円(同0.1%増↑)
全会計…1兆2214億9592万円(同3.7%減↓)

※1「一般会計」の当初予算額には、市議会議員補欠選挙の実施に関する補正予算額を含みます
※2「特別会計」は、保険料などの特定の収入で特定の事業を行い、一般会計とは別に経理する会計です。市には、国民健康保険や介護保険など20の特別会計があります
※3「企業会計」は、民間企業と同じように、主にサービスの提供で収入を得て、その収入で支出を賄う会計です。市には、水道、下水道、安芸市民病院の三つの企業会計があります

新型コロナウイルス感染症対策

 一昨年来、同感染症が市民生活に大きな影響を与えている中、本市では、累次の補正予算措置を講じ、感染拡大防止と経済活動の活性化を両立させながら、市民の生活を守るための取り組みを進めてきました。しかし、本年に入り、全国的に第5波までとは比較にならないスピードで感染が拡大し、社会経済活動が制約される状況になりました。こうした状況下で、引き続き、切れ目なく万全の対策を講じることとし、国の財源を活用して、令和3年度2月補正予算と令和4年度当初予算(右記)を一体的に編成しました。

【令和4年度当初予算】
介護サービス等継続支援事業…1809万円
妊娠・出産包括支援事業に係る利用者負担額の本市負担…239万円
中小企業新型コロナウイルス感染症特別融資預託貸付け…12億100万円
スクール・サポート・スタッフの配置…2億4643万円


◆問い合わせ先:財政課(電話504-2075、ファクス504-2099)

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