SOSのサインに気付いてください
障害者への虐待では?と思ったら
市障害者虐待通報ダイヤル(24時間受付)
電話542-5300 ファクス542-5311
Eメール[email protected] 匿名可能。通報者情報などの秘密厳守
障害者虐待は、障害者の権利や尊厳を脅かし、自立や社会参加を妨げる行為で、絶対にあってはならないことです。周りの皆さんの気付きが、虐待の防止と早期発見につながります。
虐待は、家族や障害者福祉施設の職員、職場の人など、身近な人から受けることが多く、発見が難しい場合があります。また、しつけや指導のつもりで、虐待をしている側が虐待と思っていない恐れもあります。
両者を救うために
介護疲れや障害への知識不足、世話をする人自身の障害などに起因することが多く、家族などにも支援が必要な場合もあります。周囲の目でSOSを見逃さず、家族全体を地域ぐるみで支援することが重要です。
態度や様子がサインに
障害者虐待は、本人が被害を訴えることが難しい場合が多く、被害者の態度や様子にSOSのサインが出ていることがあります。
虐待のサインには、下のようなものがあります。
虐待の種類 |
虐待のサイン(例) |
身体的虐待 |
暴力を振るう、縛り付ける、部屋に閉じ込める |
体に傷やあざが絶えない、急におびえたり、怖がったりする |
性的虐待 |
性的な行為を強要する、わいせつな話をする |
人目を避け、部屋に一人でいたがる、相談するのをためらう |
心理的虐待 |
怒鳴る、侮辱的な態度をとる、無視をする |
自分で自分を傷付ける行為をする、パニックを起こす |
ネグレクト(放棄・放置) |
十分な食事を与えない、入浴や着替えをさせない、排せつの介助をしない、必要な医療や教育を受けさせない |
衛生状態が悪い、空腹を訴える、学校や職場などに出てこない |
経済的虐待 |
年金や賃金を渡さない、預貯金などを勝手に使う・運用する |
日常生活に必要な金銭を渡されていない |
◆問い合わせ先:障害福祉課(電話504-2147、ファクス504-2256)