特集/広島市安佐動物公園 開園50周年
50年を振り返ると
50年間の印象的な出来事や動物たちのシーンを写真と共に振り返ります。
昭和46年6月

開園前の昭和46年6月6日、展示動物来園第1陣としてフタコブラクダ3頭がトラックで到着。奥には一般の見学者もいて、のどかな時代が垣間見える
入退場門正面にある「ヒヒ山」の昔と今
昭和46年〜平成8年

以前のヒヒ山。高い塔の向こうのゾウ舎まで見渡せる解放感があった反面、冬は北風にさらされ来園者もヒヒも寒そうだったとのこと。後ろにそびえる山は権現山(ごんげんやま)
平成9年〜現在

平成9年に建設された現在のヒヒ山。巨大な岩山の中ではヒヒと綱引きができる装置やヒヒの食事風景などをガラス越しに楽しめる
昭和46年〜現在

開園時からいるチリーフラミンゴ。推定年齢は52歳以上。野生でも30〜40年生きる
昭和47年5月

開園翌年のゴールデンウイーク。安佐動物公園バス停に並ぶ人々の数が時代を映し出す。マイカー利用が多い現在ではあまり見ることのできない懐かしい風景
昭和62年7月

重慶市から約4カ月間借り受けたキンシコウに見入る子どもたち
平成22年ごろ

器用に棒を振り回すことで全国的に有名になったツキノワグマのクラウド
平成31年3月

10頭の子を産んで世界記録を作ったクロサイのハナの功績をたたえ、入退場門に設置されたモニュメント
令和2年9月

生まれつき起立できない状態で生まれたアミメキリンのはぐみ。広島国際大学の協力の下、装具開発と治療に取り組んだ結果、11月に装具なしで歩けるように(写真は装具をして訓練中のはぐみ)
昭和27年ごろ基町にあった「動物園」

昭和26年、動物園開設を望む児童らによる1円募金が始められ、基町の公園内にサルや小鳥などの飼育施設が造られた。その後、安佐動物公園開設へとつながった