0歳児の定期接種が追加されます
ロタウイルスワクチンを接種しましょう
今年10月1日からロタウイルスワクチンが定期接種になりました。ロタウイルス感染症の重症化予防のため、ワクチンを接種しましょう。
ロタウイルス感染症とは
ロタウイルスにより、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛などの急性胃腸炎症状が引き起こされる感染症です。
乳幼児期(0〜6歳ごろ)にかかりやすく、脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることもあります。
ワクチンは2種類
口から飲むワクチンで、2回接種するロタリックスと3回接種するロタテックの2種類がありますが、効果は同等です。同じ種類のワクチンで接種を受けましょう。
早めの接種開始を
0歳児は、月齢が進むと、腸重積症(腸の一部が隣接する腸管にはまりこむ病気)にかかりやすくなり、生後15週以降は、腸重積症のリスクが高まります。また、ロタウイルスワクチンの接種から1〜2週間くらいまでの間も腸重積症のリスクが通常より高まると言われています。生後2カ月から始めるその他のワクチンと合わせて、早めに接種を始めましょう。
ロタウイルスワクチンの接種方法
◆対象者:今年8月1日以降に生まれた乳児
◆持参物:母子健康手帳、接種券(対象者に順次送付)、保険証など(住所、生年月日の分かるもの)
◆接種場所:小児科などの医療機関
◆接種スケジュール:1回目の接種は、生後6週から14週6日までに受けてください。2回目以降の接種は、27日以上の間隔を空けてください。2回接種の場合は24週まで、3回接種の場合は32週までに接種を終えてください
◆問い合わせ先:健康推進課(電話504-2622、ファクス504-2258)