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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年2月15日号トップページトピックス八丁堀バス停前に大型パークレット登場

紙屋町・八丁堀地区で公共空間活用社会実験
八丁堀バス停前に大型パークレット登場

 「ストリート(道路)から広島の街にイノベーション(革新)を」をテーマに、3月1日日曜日〜29日日曜日にかけて、紙屋町と八丁堀のメインストリートである相生通りで、歩道やバス停の切り込み部分への「パークレット」(下イメージ図)の設置や、歩道に面した民地の活用により、都心における新たなにぎわいと憩いの場を創出する社会実験を行います。

図

歩くことが楽しくなる!国内外で話題のにぎわい空間

 パークレットとは、歩道に隣接する道路の一部を、人々のための公共空間として利用するものです。アメリカ・サンフランシスコ発祥で、日本の各都市から注目を集めています。何気ない車道や歩道などの公共空間を魅力的な空間に変え、街中に新たなにぎわいと憩いの場を創出することを目指す、広島市では初めての試みです。
 今回の社会実験では、約53mに渡る八丁堀バス停(東急ハンズ前)の切り込み部分や歩道に面した近隣の民地を活用します。ウッドデッキや植栽、ベンチ、テーブルセットなどを約1カ月間常設し、歩行者などが気軽に集い憩える公共空間を創出します。約53mに及ぶパークレットは国内最大級の規模です。
イラスト
 実施主体は、紙屋町・八丁堀地区でエリアマネジメントの取り組みを進めている団体が中心となって立ち上げた実行委員会です。地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者などによる主体的な取り組みであるエリアマネジメントは、近年、広島でも盛り上がりを見せています。
 また、今回の社会実験を通じて、都心における新たなにぎわいづくりの可能性などを検証し、今後のまちづくりに生かします。


飲食やストリートライブ、アート、週末はイベントも多彩!

 パークレットは、平日はベンチで休憩、パソコン作業、終業後の0次会としての利用など、思い思いの活動を楽しめるスペースとして活用できます。また、都心のオフィス街での実施ということで、ビジネスマンや外国人観光客の新たな交流やビジネスチャンスの場としての活用も考えられます。このほか、近隣の民地もにぎわいづくりの場として活用します。

 週末には多彩なイベントも開催予定で、グランドオープン初日の3月6日金曜日に予定されているオープニングセレモニーを皮切りに、コンテナなどを活用したドリンクやフード、物品の販売、音楽ストリートライブ、アート、ワークショップなど、ストリートを歩くことが楽しくなる企画を続々展開していきます。通行するだけでなく、ちょっと休憩、ちょっとイベントに参加するなど、「ちょっと使い」が可能なパークレット。ぜひ足を運んで活用してみてください。


グランドオープンセレモニー開催
 3月6日金曜日午後6時から、プロのジャズミュージシャンによるストリートライブを開催します。その他イベント情報は実行委員会が開設したホームページで順次更新していきます。

写真
※社会実験の期間中、八丁堀バス停(東急ハンズ前)ではバスが車道上に停車します。バスの利用者や、ドライバーの皆さんのご協力をお願いします
※写真はいずれもイメージです

◆問い合わせ先:都市機能調整部(電話504-2766、ファクス504-2309)

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