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水道局の監査の結果(平成16年9月13日)

ページ番号:0000003380 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

広島市監査公表第29号
平成16年 9月13日

広島市監査委員 中岡 隆志
同 野曽原 悦子
同 酒入 忠昭
同 橋本 昭彦

定期監査及び行政監査結果公表

 地方自治法第199条第2項及び第4項の規定により、標記の監査を実施したので同条第9項の規定により、その結果を下記のとおり公表する。

  1. 監査の対象 水道局 配水部 配水課、管路設計課、工事事務所(中・東・安佐南・安佐北・安芸・佐伯)
  2. 監査の範囲 平成15年度に属する収入、支出、契約等財務に関する事務等
  3. 監査の期間 平成16年4月8日から同年7月26日まで
  4. 監査の方法
    監査に当たっては、財務事務が適正に執行されているかどうか、並びに市の事務が合規的、経済的、効率的及び有効的に執行されているかどうかを主眼として実施することとし、抽出により関係書類を検査照合するとともに、関係職員から説明を聴取した。
  5. 監査の結果
    次に述べる事項を除いておおむね適正に処理されていた。
    (「保安待機作業」業務委託について)
    水道局では、突発的に発生する給配水管の破裂等に対し、迅速に修理等の対応をする必要があることから、道路上での作業班と宅地内での作業班に分けて、それぞれで体制を組んで年間を通して夜間等に作業員を待機させる保安待機作業を業者に委託して行っている。
    1. 保安待機作業の履行確認については、水道局で従事時間等の確認を行うということで、委託業者には履行報告書の提出を求めていないが、現在水道局で行っている履行確認では、各作業員の従事時間等が不明確で、仕様書どおりに従事したかどうか確認できていない。
      したがって、今後は、報告書を提出させるとともに、適確に履行確認を行うよう改められたい。
    2. 道路上での作業における待機体制については、日曜日は24時間通して2班
      (4人)体制で待機し、日曜日以外の日は、8時30分から24時までを3班
      (6人)体制(その他の時間帯は2班体制)で待機しているが、過去3か年における1日に3回以上出動した日数を見ると、夜間(17時から翌朝8時45分)については、土曜日・日曜日以外の休日では実績がなく、土曜日についても年間1日か2日と非常に少ない状況であった。
      ついては、出動状況を踏まえた上で、経済性や費用対効果の観点から待機時間帯も含めた待機体制の見直しについて検討されたい。
    3. 宅地内の水道メーターから住居側の給水装置を修理した場合には、その費用は所有者が負担することとなるが、その際、修理に要した時間に係る人件費は減額することなく待機業者に対して委託料が支払われていることから、出動時間に応じて所有者の負担とするなど、受益者負担の観点から経費負担のあり方について検討されたい。

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