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第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部チャレンジコース)
第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部チャレンジコース)
平成31年度に実施した「第11回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(団体部門チャレンジコース)をご紹介します。
皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。
最優秀賞
(公財)広島市文化財団 広島市青少年センター 様
<緑のカーテンデータ>カーテン歴5年
- 育てた植物:ゴーヤ12株、オーシャンブルー4株
- 場所:広島市青少年センターの玄関横、東向き、北向き
- 大きさ: 幅約5月4日メートル×高さ約3月6日メートル×2枚
- 主に育成に関わった人数:9人
<快適度・経済効果>
朝陽が差し込む1Fロビーを囲む形でカーテンを作った結果、朝からの気温上昇も減少し、経済的には冷房効率のアップ、自習の為、来館している学生からも緑に囲まれた雰囲気の中で能率が上がるとの声もありました。付近を通行中の方たちも、ふらりと中に入って来られ、通常利用の方とは違う市民の姿も見られました。 また収穫した実を来館する人たちに無料で提供したことも好評でした。その他、施設のTwitterやFacebookでも発信できました。
<工夫した点・苦労した点・失敗した点>
<工夫した点>
早めの植え付けとゴーヤだけでなく、オーシャンブルーも一緒に植えたことです。
<苦労した点>
コンクリートの上にプランターを置いているので、照り返しが酷く苦労しました。
<失敗した点>
苗の選定です。接ぎ木してあるようなしっかりした苗を選ぶ必要がありました。
<感想>
夏の風物詩でもあるグリーンカーテンを職員全員で、育てることにより、職員間の一体感や日々の成長に関心を持ってくれる利用者の声があったことで、冷房効率など実益だけではないものを得ることができました。
<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>
グリーンカーテンの範囲を広げることは物理的に無理なので、出来栄えをよりよくする工夫をして、施設の夏の名物になるようなグリーンカーテンをこの先も続けていけたらいいと思っています。
◆審査員コメント◆
日差しが入る個所を緑のカーテンで囲み、冷房効率を上げる等、省エネに繋げている点や、来館者に収穫した実を提供し、地域交流に繋げている点を評価しました。
優秀賞
(公財)広島市文化財団 大塚公民館 様
<緑のカーテンデータ>カーテン歴5年
- 育てた植物:ゴーヤ12株、きゅうり2株
- 場所:大塚公民館の1階駐車場の一部、東向き
- 大きさ: 幅約3月6日メートル×高さ約10メートル
- 主に育成に関わった人数:11人
<快適度・経済効果>
グリーンカーテンのある駐車場は影ができていたので、少し涼しく感じられました。
<地域交流などの効果>
自宅でグリーンカーテンを作っておられる近所の方にご協力いただき、土づくりから水やり、肥料をまくなど、参加者11名みんなで力を合わせてグリーンカーテンを作りました。出来たゴーヤ、きゅうりも公民館でお配りしました。
<工夫した点・苦労した点・失敗した点>
株どおしが近かったため、茂りすぎて風通しが悪くなり、下の方で密集していた葉っぱが枯れてしまいました。きゅうりが途中で病気になってしまったことも良くない点でした。少しでもエコにつながるように、去年のグリーンカーテンで使用した土に、改めて肥料を混ぜ、再利用した事が工夫した点です。
<感想>
苗を植えて1か月までは順調に育ち、これからが楽しみでした。きゅうりが病気になったり、葉が枯れていくのは見ていて悲しかったのですが、それでも力強く、どんどん上へ伸びていく姿は美しく、励まされました。グリーンカーテン作成をした3か月は初めて知ることばかりで、とてもおもしろい時間を過ごさせてもらったなと感じました。
<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>
今回はゴーヤ、きゅうりのような定番の植物でグリーンカーテンを作りましたが、来年は是非、ヤマイモやヒョウタンカボチャ等に挑戦してみたいです。
◆審査員コメント◆
緑量がある上、展葉・開花の状況が良い点や、駐車場の一部という限られたスペースで、うまく地域交流の取組をしている点を評価しました。