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第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部マスターコース)

ページ番号:0000124599 更新日:2020年2月24日更新 印刷ページ表示

第11回緑のカーテンコンクール受賞一覧(団体の部マスターコース)

平成31年度に実施した「第11回緑のカーテンコンクール」の受賞作品(団体部門マスターコース)をご紹介します。
 皆さんの緑のカーテンづくりに、ぜひ参考にしてみてください。

 

最優秀賞

NTTコムウェア株式会社 西日本支店 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴10年

NTTコムウェア株式会社西日本支店様1 NTTコムウェア株式会社西日本支店様2 

  • 育てた植物:宿根性朝顔(ケープタウンブルー)108株、日本朝顔10株、西洋朝顔22株、おかわかめ16株、はやとうり1株
  • 場所:会社ビル2階、ベランダ、西向き
  • 大きさ: 幅約13メートル×高さ約7メートル
  • 主に育成に関わった人数:46人

<快適度・経済効果>

  • 温度や蒸散量測定を行い効果を探りました。朝顔で遮光され西日を直接うけないベランダの床付近温度は、直接うける床の最高気温より最大で約21.5度も低いことが確認できました。

<地域交流などの効果>

  • 広島市の「花と緑の広島づくりネットワーク」へ更新記事を掲載いただき、活動を社外の方々や社内に紹介できました。Obの方からも声をかけてくださりありがたかったです。昨年開催された同ネットワークの講習会でいただいた種で緑化を楽しみました。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

 今年も活動体制を確立し、潅水と食害虫に注意を払い、ヒートアイランド現象への緩和効果を探りました。

 工夫した点:

  • 台風が通過した後は、蔓の趨勢維持と葉数回復のため即効性のある液肥を希釈してあげました。
  • 屋上で雨水を自動収集したり、法令による水槽清掃の前に排水される上水を溜めて緑化に活用しました。

 苦労した点:

  • 夏場は水がきれないように参加者が当番で、朝(始業前)夕(終業前)の一日2回水をあげました。 
  • 春の大型連休や休日、猛暑での潅水量不足を補うするため、タイマー機能付き自動潅水設備の部材を購入して、勤務終了後組み立てることにしましたが、プランターが多くてすぐ日没となり日数がかかりました。

 反省点:

  • 梅雨の時期、天気をこまめに確認し自動潅水設備の水量調整をしなかったので植物に負担をかけました。 

<感想>

 今年も例年に違わず春先からの暑さに加え、梅雨の時期ずれからの日照不足や梅雨明け後の猛暑で厳しかったと思います。それでも立派に成長し、辺りの植物や植栽、街路樹と一体感のある緑地帯となってくれたことに感謝しています。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

 暑い日々の中でも「癒しと清涼感」が自然と感じられる緑のカーテンづくりに取り組んでいきます。

◆審査員コメント◆

 規模が大きいだけでなく、温度や蒸散量を測定し、綿密に分析している点や、緑のカーテンの客観的な効果を情報公開している点を評価しました。

 

優秀賞

美鈴が丘西集会所管理委員会 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴7年

美鈴が丘西集会所様1    美鈴が丘西集会所様2

  • 育てた植物:日本アサガオ78株、サルビア80株、パーチュラカ40株
  • 場所:美鈴が丘西集会所建物の回り、東向き、南向き
  • 大きさ: 幅約20メートル×高さ約2月7日メートル
  • 主に育成に関わった人数:55人

<快適度・経済効果>

  • 8月5日AM11時00分頃計測 カーテン内32.2度、外38.8度、差6月6日度 ※カーテン内は風も吹いており、実温より体感としてとても涼しく感じました。
  • 8月5日同東キッチンルームは去年グリーンカーテンなかったですが、今年グリーンカーテンのおかげで、ノーエアコンでも窓を空けて利用できました。

<地域交流などの効果>

  • サロン、子供エコ教室、夏祭り、ラジオ体操など内はクールシェア、外は緑と花の彩りの提供と大変好評でした。 
  • 昨年はアサガオ緑のカーテンが30%今年は60%弱緑のカーテンとし、緑と夏の花の比を約6時4分と、緑を主体に夏の花を添えるバランスとしました。
  • 東道路面は花の彩り、南公園側は緑のカーテンと2本立てとしたので、キッチン東側が涼しくなりました。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

  • 朝の水やりはラジオ体操グループ、夕方の水やりは地域ボランティアとしたので、負担感もなく協力してもらいました。
  • 夏の花、アサガオの植え方となり、部分葉をていねいにカットし、日を当て鮮やかな花を育てられました。花と緑のバランスが良かったです。 
  • 苦労した事は水道用具に不具合があり新しいものに換えました。8月15日の台風でアサガオの葉が黒くコゲました。整えるのに大変でした。

<感想>

  • 夏休み子どもエコ教室朝8時~11時の朝の涼しい時間帯 7月3日間と8月1日に児童に読書、自習、テーマ学習と地域ボランティアが中心となり、涼しい集会所を開放できました。 
  • 東側キッチン窓側をグリーンカーテンにしたことで涼しさを確保できました。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

  • アサガオ緑のカーテン(緑)と夏の花(花の彩り)のバランスを取りたいです。
  • 地域の子ども達にクールシェアの活用(利用)、地域交流を来年も充実したものにしたいです。

◆審査員コメント◆

 温度計測を綿密に行い、具体的な効果を分析している点や、取組人数が55人と多く、地域ぐるみでの取り組みが定着点を評価しました。

 

 

優良賞

広島市西区スポーツセンター 様

<緑のカーテンデータ>カーテン歴6年

広島市西区スポーツセンター様1  広島市西区スポーツセンター様2

  • 育てた植物:日本アサガオ24株、タイワンアサガオ10株、琉球アサガオ10株、ゴーヤ5株
  • 場所:スポーツセンター事務室外の屋外窓、西向き
  • 大きさ: 幅約10メートル×高さ約4メートル
  • 主に育成に関わった人数:10人

<快適度・経済効果>

 西日を遮りつつ、少しは陽の光も取り込めるようにした為、涼しげな感じを出すことができました。 

<地域交流などの効果>

 緑のカーテンができるまで、利用者から「暑いのに大変じゃね」や「楽しみにしてますよ」などの声を掛けていただき、コミュニケーションの一助となりました。

<工夫した点・苦労した点・失敗した点>

<工夫した点>
 日本アサガオが他の琉球アサガオとタイワンアサガオの生育に負けないように配置を考慮しました。また、風通しを良くするために窓と緑のカーテンの隙間を確保しました。

<苦労した点>
 雨水タンクから水やりをするため、晴天続きだとなくなり補水に苦慮しました。

<失敗した点>
 昨年収穫した種を使ったゴーヤと日本アサガオは葉が元気に伸びたが実や花が少なったです。 

<感想>

 今年は昨年以上の暑さであった為、手入れをするにも大変だったが、きれいな緑のカーテンができ、白やピンク、黄色の花を咲かすことができよかったです。施設利用者からも好評でした。

<来年はどのようなカーテンを育ててみたいですか?>

 今年の反省を踏まえ、収穫した種に加え、新しい種を購入して、実のなる植物を育ててみたいです。

◆審査員コメント◆

 規模も大きく、アサガオの花もよく咲いている点や、地域のコミュニケーションにも一役買っており、今後の継続に期待できる点を評価しました。