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学校と連携した食と農を大切にする地域づくり

ページ番号:0000306431 更新日:2022年11月22日更新 印刷ページ表示

中学校と地域が連携して竹林整備と食の魅力づくり

 竹は生命力が強く、放置すると森林の健全な成長を阻害し、景観を損ね、災害の原因になるとも言われています。砂谷地区の中にも、竹林の手入れが行き届かない場所があったため、峠の森保全の会が竹林整備と伐採した竹を用いたメンマづくりに取り組み、地域の環境整備を行ってきました。
 この取組に砂谷中学校の生徒が協力し、地域の方の指導のもとで幼竹を伐採してメンマに加工しました。他にも、伐採した竹を竹炭や竹行灯に加工し、文化祭SAGOTANIマルシェで生徒自ら保護者らに販売しました。生徒は、これらの活動を通して学んだ地域の諸課題を生徒の目線で考え、持続可能なまちづくりについて実践的に学習しました。
中山間地域では、地域に様々な課題が生じていますが、少子高齢化の影響で人手が足りず、解決するのは容易ではありません。中学校の生徒の協力は、竹林整備の取組を持続させ、食の魅力をつくるだけでなく、地域の課題を考える若い世代の育成にもつながっています。
 地域と学校が連携し、地域の課題をともに考えながら、食の魅力づくりが進んでいます。

竹林整備の様子メンマを活用する実習の様子マルシェの様子