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「広島市都市計画マスタープラン」の改定について

ページ番号:0000006548 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

 平成25年8月30日付けで、広島市都市計画マスタープランを改定しましたので、以下のとおりご案内します。

1.目的と背景

 都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2に規定される「市町村の都市計画に関する基本的な方針」として、長期的な視点に立った都市づくりの目標やその実現に向けた方向性を明らかにすることを目的としています。
 本市では、平成13年(2001年)に初めてのマスタープランを策定し、これに基づき、着実に都市づくりを進めてきました。
 しかしながら、人口減少や超高齢化の進行、地球環境問題の深刻化、災害リスクの高まりなど、都市を取り巻く社会経済情勢は近年大きく変化しており、これらに的確に対応することなしに今後の発展は見込めない状況となっています。
 こうした中、本市が将来にわたって快適で活力と魅力あふれる都市であり続けることができるよう、新たな課題への対応を踏まえて全体的に見直しを行い、「広島市都市計画マスタープラン」を改定しました。

2.概要

(1) 基本事項

ア 目標年次

 平成42年(2030年)
 なお、社会経済情勢の変化などを踏まえて、必要に応じてマスタープランの見直しを行います。

イ 対象地域

 都市計画区域に重心をおきつつ、広島市全域を視野に入れます。

ウ 人口の見通し

 平成27年頃をピークに減少局面に入ると想定します(第5次広島市基本計画の予測値より)。しかし、本市が中長期的に活力とにぎわいを維持し、中四国地方の中枢都市としての役割を発揮していくため、現在の人口をできるだけ維持するよう努めます。

(2) 都市づくりの目標と方針

(都市づくりの目標)

都市づくりの目標の画像

(都市づくりの方針)

方針1から9

(3) めざすべき都市構造

 都市づくりの目標を実現するため、“市街地の無秩序な拡散を抑制し、公共交通にアクセスしやすい場所に居住機能、生活サービス機能などを集積する”集約型都市構造への転換をめざします。

集約型都市構造への転換イメージ

集約型都市構造の構成

ア 都心

 広島駅周辺地区と紙屋町・八丁堀地区を東西の核と位置付け、それぞれが活力とにぎわいのエンジンを持ち相互に刺激し高め合うよう、都市機能の集積・強化を進めます。

イ 拠点地区

(ア)広域的な都市機能を担う拠点地区(宇品・出島、西風新都、緑井など4地区)

 中核となる機能の集積・強化などにより、活力と魅力ある拠点を形成します。

(イ)地域的な都市機能を担う拠点地区(西広島駅周辺、横川、古市など8地区)

 生活サービス機能の充実等により、地域の生活・活動を支える拠点を形成します。

ウ 交通体系

 都心及び拠点地区の連携強化により、各地区の機能分担と都市機能の有効活用が図られるよう、公共交通の充実・強化や骨格的な道路の整備に取り組みます。

エ 都市軸

(ア)都市構造を明確にするため、人・モノの主要な流れを示す「都市軸」を設定します。

(イ)都市軸においては、既存の集積の維持を基本とします。

将来都市構造図

(4) 分野別の方針

 以下の六つの分野別に、都市計画の具体的な方針を設定しています。

  • 土地利用 市街地・市街地周辺・中山間地の土地利用、土地利用に係る制度の運用など
  • 都市施設の整備・活用 公共交通、道路、公園・緑地、港湾などの整備・活用
  • 市街地整備 都心・拠点地区・その他の地区での施策展開など
  • 環境保全 自然環境の保全、環境負荷の低減
  • 都市防災 防災拠点・交通・ライフライン施設の機能確保、土砂災害・震災・水害対策など
  • 都市の魅力向上 交流・レクリエーション空間の整備、おもてなしの心あふれる景観の形成など

(5) マスタープランの実現に向けて

 住民、企業、行政が主体的にまちづくりに取り組むことが必要です。

市民と行政との連携・協働によるまちづくり

3 広島市都市計画審議会での審議など

(1) 広島市都市計画審議会での審議

 平成24・25年度で計4回審議を重ね、平成25年7月25日、原案承認の答申が出されました。

(2) 市民意見募集

 改定素案に対する市民意見募集を、平成25年4月24日から5月10日まで行いました。

広島市都市計画マスタープランの構成

(分割ダウンロード)

概要版

概要版[PDFファイル/2.8MB]

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