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資料編/9 土砂災害特別警戒区域等に係る基礎調査の見直し結果

ページ番号:0000005566 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

(平成26年12月25日広島県土木局砂防課 公表資料)

土砂災害特別警戒区域等に係る基礎調査の見直し結果の公表について~八木・緑井地区~

1 要旨

 9月3日から基礎調査結果を公表している八木・緑井地区においては、土石流の特別警戒区域の指定予定範囲と、8月20日の土砂災害で多くの家屋が被災したエリアが大きく異なっていたため、区域設定の見直しを進めており、今後、住宅の再建等が予想されることから、早期に特別警戒区域等の指定を行う必要がある。
 これまでに、家屋に「著しい被害」のあった11渓流について、見直しが完了したので、その結果を公表する。
 また、八木・緑井地区と同様に、基礎調査が完了していて被災を受けた、安佐北区の三入地区についても、引き続き見直しを進めていく。

2 見直しの要点

(1)土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)

 著しい被害(住民の生命・身体に著しい影響を及ぼす可能性が高い被害)を受けた家屋の被災実態等を踏まえて、特別警戒区域を設定することとした。

「著しい被害」のあった家屋とは
被害の大きい方から「居住のための基本的機能を喪失(東海、流出など)、居住のための基本的機能の一部を喪失(本体構造の柱が折れるなど)、の木など(本体構造以外)の柱が折れる、壁の一部が抜け落ちる、窓などの開閉部が被災、となっている。このうち大きい方から2つ目までが「著しい被害」に該当する。

(2)土砂災害警戒区域(イエローゾーン)

9月3日に公表した、前回の基礎調査では、土砂災害警戒区域の端部を八木用水までとしていたが、八木用水を超えて土石流が流下した可能性があることを踏まえ、区域を設定することとした。

3 区域指定

(1)土石流

  • (1)当該地区の全55渓流のうち、家屋に著しい被害があった11渓流について、今年度中に警戒区域及び特別警戒区域の指定を行う。
  • (2)その他の渓流については、今年度中に警戒区域のみを指定し、特別警戒区域については、県の基準の見直し後早期に指定を行う。なお、基準の見直しについては、学識経験者等の意見を踏まえながら、今年度末までに基準改定を目指す。

(2)がけ地(急傾斜)

 全箇所について、被災による地形の改変を反映した上で、現行基準に基づき、今年度中に警戒区域及び特別警戒区域の指定を行う。

4 土砂災害警戒区域等の指定予定箇所数(八木・緑井地区)

(箇所)

土砂災害警戒区域等の指定予定箇所数(八木・緑井地区)
  土石流 急傾斜
警戒区域 特別警戒区域 警戒区域 特別警戒区域 警戒区域 特別警戒区域
平成26年度指定 55箇所 11箇所 75箇所 69箇所 130箇所 80箇所
平成27年度指定 - ※43箇所 - - - ※43箇所
55箇所 ※54箇所 75箇所 69箇所 130箇所 ※123箇所

※ 全県的な指定基準の見直し結果により、変更の可能性あり。

5 公表方法

(1)公表開始日時

平成26年12月25日(木曜日)15時から

(2)公表方法

  • 広島県HP『土砂災害ポータルひろしま』の「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」への掲載
    (URL:警戒区域図|土砂災害ポータルひろしま<外部リンク>)
  • 図面については、建設事務所(支所)、市町の担当課等において、準備が出来次第閲覧できるようにする。

6 今後の予定

八木・緑井地区

  • 平成26年12月 11渓流の土砂災害警戒区域等の公表〔今回〕
  • 平成27年1月 その他の渓流及び急傾斜の土砂災害警戒区域等の公表
  • 平成27年2月 指定に係る地元説明会
  • 平成27年3月末 区域指定の完了

三入地区

  • 平成27年3月 土砂災害警戒区域等の公表
  • 平成27年5月 指定に係る地元説明会・区域指定の完了

(平成27年1月30日広島県土木局砂防課 追加公表資料)

土砂災害特別警戒区域等に係る基礎調査の見直し結果の追加公表について~八木・緑井地区~

1 概要

  1. 9月3日から基礎調査結果を公表している八木・緑井地区については、被災実態等を踏まえて区域の見直しを進めている。
  2. 家屋に著しい被害のあった11渓流については、見直し結果を昨年12月25日に公表したところである。
  3. この度、残る土石流及び急傾斜の見直しが完了したことから、1月30日(金曜日)15時から『土砂災害ポータルひろしま』で公表することとした。なお、土石流の特別警戒区域については、県の基準の見直し後、再度見直しを行う。

2 見直し内容

(1)土石流

被災した渓流において、八木用水を超えて土石流が流下した可能性があることを踏まえ、警戒区域の下端部の見直しを行った。

(2)がけ地(急傾斜)

災害等による地形改変を反映して、特別警戒区域等の見直しを行った。

3 基礎調査結果の公表について

(1)公表予定日時

平成27年1月30日(金曜日)15時から公表

(2)公表箇所数

(箇所)

公表箇所数
区分 土石流 急傾斜
警戒区域 特別警戒区域 警戒区域 特別警戒区域 警戒区域 特別警戒区域
平成26年12月25日公表 11箇所 11箇所 - - 11箇所 11箇所
今回公表 ※45箇所 ※44箇所 75箇所 69箇所 120箇所 113箇所
合計 56箇所 55箇所 75箇所 69箇所 131箇所 124箇所

※ 土石流の発生状況を踏まえ、基礎調査の対象渓流を1箇所追加

(3)公表方法

  • 広島県HP『土砂災害ポータルひろしま』の「土砂災害警戒区域・特別警戒区域図」への掲載
    (URL: 警戒区域図|土砂災害ポータルひろしま<外部リンク>)
  • 図面については、西部建設事務所、広島市の担当課において、準備が出来次第閲覧できるようにする。

4 区域指定方針について

(1)土石流

  • (1)家屋に著しい被害があった11渓流について、今年度中に警戒区域及び特別警戒区域の指定を行う。
  • (2)その他の渓流(今回公表分)は、今年度中に警戒区域のみを指定し、特別警戒区域については、県の基準の見直し後、指定を行う。

(2)がけ地(急傾斜)

現行基準に基づき、今年度中に警戒区域及び特別警戒区域の指定を行う。

5 八木・緑井地区のスケジュールについて

  • 平成26年12月25日 11渓流の土砂災害警戒区域等の公表
  • 平成27年1月30日 その他の渓流及び急傾斜の土砂災害警戒区域等の公表〔今回〕
  • 平成27年2月 指定に係る地元説明会
  • 平成27年3月末 区域指定の完了