資料編／2　広島市で発生した主な土砂災害・洪水・内水氾濫(3) 平成18年9月16日 台風第13号

ア　概要

　台風13号の影響により、山陰沿岸にある秋雨前線に向かって湿った空気が流れ込み、山口県から進んできた散在的な雨雲が急速に発達し、16日17時ごろから、17日3時ごろにかけて、広島市北部及び芸北を中心に、局地的に激しい大雨となりました。
　広島市では、17日夜から18日明け方にかけて、台風の暴風域に入り、最大瞬間風速34.9m/s、最大風速21.5m/sを記録しました。
　(観測点　広島地方気象台　1時間最大雨量　7.5mm　総雨量　37.5mm)
　(観測点　佐伯区湯来町　1時間最大雨量　58mm　総雨量　313mm)

図資2-2　平成18年台風第13号の進路図

イ　被害状況

(山崖崩れは79か所で発生)

写真　資2-5　安佐北区大林町
根谷川の増水による流木等の影響で護岸や橋りょうが被害を受けました。

写真　資料2-6　佐伯区湯来町麦谷
水内川の増水により護岸や道路が被害を受けました。