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岩国基地における夜間離着陸訓練(NLP)に関する要請(2013年5月28日)

ページ番号:0000009872 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

アメリカ合衆国駐日本国特命全権大使 ジョン・V・ルース閣下
米海兵隊岩国航空基地司令官 ジェームズ・C・スチュワート大佐 様

岩国基地における夜間離着陸訓練(NLP)について(要請)

米空母艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)の実施にあたり、天候等の事情により、硫黄島において所要の訓練が実施できない場合には、6月8日から11日までの間に岩国基地において実施する可能性があるとの情報を得ました。

岩国基地に関しては、騒音や事故の発生など平穏な市民生活への影響が懸念されることから、これまでも関係自治体と連携し、繰り返し基地機能増強に反対の意思表示を行うとともに、NLPや低空飛行訓練の中止を要請してきました。こうした要請を考慮することなく、このたび、岩国基地でのNLPの実施の可能性を示したことは、断じて容認できるものではありません。

つきましては、地元自治体の声を真摯に受け止め、米空母艦載機のNLPについて岩国基地を使用することなく、硫黄島で所要の訓練を実施し完了するよう、また、今後の訓練においても、硫黄島の代替施設として岩国基地を指定しないよう強く要請します。

2013年(平成25年)5月28日
広島市長 松井 一實