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本日、北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを発射した。
本年4月のミサイル発射実験に続いて行われた今回の行為は、国連安全保障理事会決議に違反しており、また、直前まで国際社会が自制を求めたにも拘らず行われたものである。こうした行為は、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を求める被爆地ヒロシマの願いや核廃絶に向けた世界的な流れにも逆行するものであり、強い憤りを覚える。
北朝鮮においては、地域の平和と安定を脅かすこうした行為を即刻取り止め、国際社会との対話と協調による外交努力を行うべきである。
平成24年(2012年)12月12日
広島市長 松井 一實