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米国が「中距離核戦力(INF)全廃条約」の破棄を正式通告したことに対する市長コメント(2019年2月1日)

ページ番号:0000010198 更新日:2019年10月21日更新 印刷ページ表示

本日、米国が中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄を正式通告したとの報に接しました。

先日、長崎市長と連名で要請文を送付し、この条約に基づく取組の促進を期待する市民社会の願いを届けたにも関わらず、こうした結果となったことは、市民社会の願いに背くものであり、到底容認できるものではありません。

両国首脳には、改めて、ヒロシマやナガサキの惨禍を再び繰り返さないためにも、また、市民社会の願いを受け止めるためにも、代替措置なしにこの条約が撤廃されることのないよう、理性に基づく対話と努力を重ねていただくことを強く求めます。

平成31年(2019年)2月1日

広島市長 松井 一實