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本日、北朝鮮が「人工衛星」と称するミサイルを発射したとの報に接した。
北朝鮮により繰り返される国連安全保障理事会の決議に違反する行為は、世界の平和と安定を切実に求める国際社会の取組に逆行するものであり、断じて容認できない。
特に、今回の行為は、先月の核実験を機に、本市が対話と協調による外交努力を求めている中での真逆の行為であり、激しい憤りを覚える。
北朝鮮は、被爆者の辛く悲しい体験に基づくヒロシマの平和への切なる願いを踏みにじる、こうした挑発的な行為を即刻取り止め、国際社会との対話と協調による外交努力を行うよう強く求める。
平成28年(2016年)2月7日
広島市長 松井 一實