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広島市の土地区画整理事業は、昭和2(1927)年の組合施行による事業に始まり、戦後は原爆で廃墟と化した市街地の復興のため、行政庁施行(県知事・市長)により戦災復興土地区画整理事業が行なわれ、昭和40年代半ばに約1,093haの整備が完了しました。
その後、昭和40年代半ばから同60年代にかけて、原爆による被害が少なかった段原地区、周辺市街地の高陽第一地区、祇園第一地区、古川地区などにおいて、市施行による土地区画整理事業が行なわれました。
一方、市街地周辺の山地部を中心に、個人・組合施行による住宅団地造成型の区画整理が施行され、良好な住宅地の供給が行なわれています。
これまでに、公共団体等(市・県・行政庁)の施行により16地区(約 1,746ha)、個人・組合施行により125地区(約 1,813ha)が整備完了・換地処分済です。
区分 |
換地処分済地区 |
施行中地区 |
合計 |
対市街化 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
地区数 |
面積 |
地区数 |
面積 |
地区数 |
面積 |
|||
|
市・県施行 |
14 |
652.4 |
2 |
9.0 |
16 |
661.4 |
10.9% |
行政庁施行 |
2 |
1,093.3 |
0 |
0.0 |
2 |
1,093.3 |
||
公共団体等施行計 |
16 |
1,745.7 |
2 |
9.0 |
18 |
1,754.7 |
||
|
個人施行等 |
9 |
147.4 |
0 |
0.0 |
9 |
147.4 |
12.0% |
組合施行 |
116 |
1,665.4 |
4 |
123.8 |
120 |
1,789.2 |
||
組合等施行計 |
125 |
1,812.8 |
4 |
123.8ha |
129 |
1,936.6 |
||
都市再生機構施行 |
1 |
13.8 |
0 |
0.0 |
1 |
13.8 |
0.0% |
|
合計 |
142 |
3,572.3 |
6 |
132.8 |
148 |
3,705.1 |
23.0% |
(市街化区域面積 16,106ha)