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建設業界においては、労働者の高齢化や若手・女性技術者の確保・育成を中心とした将来の担い手の確保が喫緊の課題となっており、働き方改革や生産性向上などによる労働環境の改善、魅力向上・イメージアップが求められています。
このため、本市の土木工事においては、平成31年3月から労働環境改善の一環として、原則、土曜日・日曜日を現場閉所とする「週休2日工事」に取り組んでおり、令和6年4月から、建設業においても罰則付きの時間外労働規制が適用されることを踏まえ、この取組をより一層普及・促進に取り組みます。
「週休2日工事」を実施した場合の積算(価格算定)における補正係数の適用は、現場閉所が条件となっているため、休日作業が必要な工事に適用できないといった課題がありました。
このような課題に対応するため、令和5年10月20日以降の発注案件(令和5年10月20日以降に積算したものに限る)について、技術者及び技能労働者が交替しながら週休2日を所得する「週休2日交替制工事」を試行します。
※試行要領の適用年月については、当初の設計月が対象となります。当初の設計月については、契約図書の工事設計書により確認してください。
これまで週休2日工事においては、現場閉所達成の指標を「累計現場閉所日達成率」としていましたが、国や県と同じ「現場閉所率」により現場閉所達成の指標とします。
これまで | 今後 | |
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達成の指標 | 累計現場閉所日達成率 | 現場閉所率 |
算定方法 |
(現場閉所日実績の累計日数)/(対象期間内の土日の累計日数) |
(現場閉所日実績の累計日数)/(対象期間の累計日数) |
4週8休の場合 | 100% | 28.5%(8日/28日) |
週休2日交替制工事では、現場に従事した技術者及び技能労働者の平均休日数の割合:「休日率」(「技術者及び技能労働者の平均休日日数」/「対象期間の累計日数」)が、28.5%(8日/28日)以上の場合に、週休2日交替制が達成されたものとします。
【週休2日工事】
【週休2日交替制工事】
※ 詳細については、「広島市週休2日工事等試行要領(土木工事)」を確認してください。
週休2日工事等の検証を行うために、「発注者指定型」の受注者、または「受注者希望型」で希望とした受注者の方へ、技術管理課からアンケート調査の依頼を行うことがありますので、回答への協力をお願いします。