本文
駐日中華人民共和国大使館
特命全権大使 徐 敦信 閣下
抗議文
第二次世界大戦終結及び広島・長崎の原爆被爆から50周年を迎え、改めて世界平和の実現と核兵器廃絶へ向けて国際世論が高まっている中で、核実験を強行した貴国の行為は、核兵器のない世界を願う国際社会への挑戦であり、まさしく暴挙である。
核保有国の責務である誠実な核軍縮努カを怠り、核実験を実施した貴国に対して、世界最初の被爆都市広島の市民を代表し、厳重に抗議する。あわせて核実験の即時全面禁止を強く求める
1995年8月17日
広島市長 平岡 敬