ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 総合トップページ > 核実験等への抗議文 > アメリカの臨界前核実験に対する抗議文(1999年11月10日)

本文

ページ番号:0000009301更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

アメリカの臨界前核実験に対する抗議文(1999年11月10日)

アメリカ合衆国大統領
ウィリアム・ジェファ-ソン・クリントン 閣下
駐日アメリカ合衆国大使館
特命全権大使 ト-マス・S・フォ-リ- 閣下

抗議文

 貴国は9日、8回目の臨界前核実験を実施した。前回の実験後、核兵器廃絶を願う世界中の人々から貴国に対して、臨界前核実験の即時中止と核兵器廃絶に向けた積極的な取組みを求める声が多数寄せられたにもかかわらず、そうした声を無視し、再び実験を強行した貴国の姿勢に激しい憤りを感じる。広島市民を代表して厳重に抗議する。
 パキスタンでの軍事クーデター発生や貴国上院での包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准否決など、 国際社会において核軍縮の流れを滞らせ、核兵器の使用と拡散の危険性を高めかねない動きがみられる中で、貴国をはじめ核保有国は自らの責務として、世界の平和と安定の構築に向けて、積極的に核兵器廃絶に取り組むべきである。

 貴国に対し、国際社会の願いを誠実に受け止め、直ちに臨界前核実験を中止し、強い意志をもって核兵器廃絶に取り組むことを改めて強く求める。

平成11年(1999年)11月10日

広島市長 秋葉 忠利