平成31年(2019年)3月19日(火曜日)
(公財)広島平和文化センター
広島平和記念資料館学芸課 課長:加藤
電話:241-4004 内線:5804
担当:宇多田、小山、下村
新たに寄贈を受けた被爆前の広島を撮影した9.5mmフィルムを
デジタルリマスター処理した映像を公開します
1 平和記念資料館収蔵資料の保存措置の強化
- 平和記念資料館では、平成28年度から資料の劣化状況の調査、展示環境・保存方法の改善や資料の保存措置の強化に取り組んでいます。
- 特に劣化の進行が危惧される写真フィルムや動画フィルム・ビデオテープについては、保存方法を改善するとともに、デジタル化による画像・映像データの保存を図っています。
- こうした取り組みを行うなかで、平成29年度に被爆前の広島の風景を撮影した9.5mmフィルム2本の寄贈を受けました。このフィルムの映像をデジタルリマスター処理しましたので、下記のとおり公開します。
2 映像の公開
次の方法で公開・展示を行うほか、マスメディア等への提供を開始します。
- 平和データベースでの公開
平和データベース 動画カテゴリにおいて公開を開始しました。インターネットに接続したパソコンやスマートフォン等から映像を再生することができます。
動画|広島平和記念資料館 平和データベース<外部リンク>
- 新着資料展での展示
平成31年3月下旬から平和記念資料館東館地下1階特別展示室で開催予定の新着資料展において、映像を展示します。
※報道等でこの映像の使用を希望される際は学芸課までお問い合わせください。
3 デジタルリマスター映像の概要
- 寄贈者:井上和子 氏、撮影者:井上秀夫 氏
- 時間:1本目 3分10秒、2本目 3分46秒
- 画質:デジタル2K画質
- オリジナルフィルム:9.5mm、撮影時期:昭和9年(1934年)頃
- 概要
寄贈者の夫の父が広島市内外で街の風景や家族などを撮影したもの。1本目は八丁堀付近、相生橋、海水浴場で遊ぶ子どもたちなど、2本目は広島駅、饒津神社での催し物の様子などが撮影されている。
※ 9.5mmフィルム(パテベビー)は、大正11年(1922年)にフランスのパテ社が発売した家庭向け小型フィルム。日本でも販売され映写機やカメラが普及していた。
ダウンロード
主な映像(212KB)(PDF文書)
このページに関するお問い合わせ先
公益財団法人広島平和文化センター広島平和記念資料館学芸課
電話:082-241-4004/Fax:082-542-7941
メールアドレス:gakugei@pcf.city.hiroshima.jp
<外部リンク>
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