消防団員になって地域を守りませんか

 仕事や学業・家事などをしながら、災害時に地域の消防団として、活動をしている人たちがいます。あなたも、地域や身近な人たちを守る活動に参加しませんか。

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住民の安全安心を守る役割

 消防団は、消防組織法に基づいて市町村に設置される消防機関です。普段は、仕事や家事、学業などをしながら、地域の安全と安心を守る非常勤特別職の地方公務員で、近年は女性の活躍も増えています。

約2,400人が活躍中

 団員は、平常時から、消火訓練、住民への防火指導、広報活動、応急手当指導などを行っています。市には、各区8消防団、84分団があり、約2,400人が活躍中。地域コミュニティの活性化にも大きな役割を果たしています。

interview(インタビュー)

安佐南消防団で活動する2人に話を聞きました


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山下乃々葉(やました ののは)さん(22・事務局)

 看護師として働く山下さんは、地域や小・中・大学などで救命講習や防災教室、広報活動をしています。
 「救命処置の大切さを学んでいた看護学生の時に、消防団サポーターとして参加しました。活動しながら技術を磨くことができ、また防災や救命講習を通して地域貢献ができることに魅力を感じ、卒業後、女性消防隊として入団しました」と話します。
 「小学校での防災教室では、こどもたちの素直な反応や学ぶ姿勢に触れることができます。また、自分が思いつかないような提案をしてくれることもあり、多くの気付きがあります」と活動の面白さも教えてくれました。


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▲救命講習の様子



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中本亮翔(なかもと りょうと)さん(34・川内分団)

 消防団として活動する父親の勧めで、大学卒業後に入団した中本さん。火災発生時の出動の他、機材の点検や訓練、地域の行事へ参加しています。「入団初年度に豪雨災害が発生し、自然災害の恐ろしさを実感すると同時に、地域に根差した消防団の必要性や意義を肌で感じました」と活動の原動力となる経験を語ってくれました。
 「仕事・家庭と消防団の両立は、大変そうなイメージだと思います。しかし、消防団には、幅広い年代やさまざまな職業の人がいるからこそ、互いに理解し、協力し合えているので、無理のない範囲でできます」と笑顔を見せます。


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▲規律訓練の様子

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市消防団マスコットキャラクター 「ひろピー」

体験入団ができます!
「自分にもできるかな?」と迷っている人は今こそ、一歩踏み出してみてください


学生などを対象とした地域貢献活動を行う消防団サポーターも募集中


消防団員について、詳しくは市ホームページで

市ホームページ

◆問い合わせ先:消防局消防団室(電話546-3421、ファクス247-1645)

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