少しきついかなと感じる傾斜を進むトレッキングは、健康の維持だけでなく、体力の向上にもつながります。初めての人や経験が浅い人は、経験豊富な人と一緒か、ガイド付きツアーをお薦めします。
大峯山(おおみねやま)に挑戦するのは、トレッキング初体験の川上祥子(かわかみ しょうこ)さん(33)。装備は重要です。長袖、長ズボン、足元はトレッキングシューズがお薦め。飲み物は必携。
佐伯区湯来町にある登山口から一歩足を踏み入れると、それまでの道とは打って変わって、笹(ささ)の生い茂る道に。トレッキングポール(杖)でかき分けながら進みます。
同センター職員が木に付けたピンクのリボンが道しるべ。下ばかり見て歩くと見落としてしまうので、少し先を見ながら次を探して、進みます。鳥のさえずりが耳に心地良い。
山頂へのルートを示す看板を発見しました。二つのルートがありますが、無理をしないことが肝心。息も上がってきたので、近道を選びます。
休みながら登った先には、絶景が待っていました。遠くに瀬戸内海が見渡せ、眺めも気分も最高!