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広報紙「ひろしま市民と市政」

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川で楽しむSUP(サップ)

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 サップ(SUP)とはスタンドアップパドルボード(Stand Up Paddle board)の略で、ハワイ発祥といわれるスポーツです。サーフボードよりも少し大きめのボードの上に立って、パドルでこいで水上を進みます。11月に行われる大会(下記事)の舞台にもなる市内の川の楽しみ方を紹介します。

◆問い合わせ先:RiverDo!(リバードゥ) ひろしま川祭り実行委員会(マジックアイランド内 電話234-1144、ファクス234-1317)

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同会委員長 西川隆治(にしかわ りゅうじ)さん(59)

立ってパドルでこぐので、全身を使った有酸素運動になり、体幹を鍛えることができます。ボードの上では、ヨガや釣りもできます。楽しく安全に楽しむためにもまずは、体験レッスンを受けてみませんか。


サップ初挑戦レポート

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場所は本川西岸(西区)。ボードの重さは約10kg

 サップの魅力を紹介するのは、サップ初体験、サーフィン歴なしの浅野佳文さん(46)。西川さん(上写真)から、バランスの取り方、パドルの持ち方などの指導を受け、ストレッチなどの準備運動後、川に入ります。


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この日は風もなく、干満潮の影響も少ない時間だったので、こぎ出しやすい

 最初はボードの上に正座をして、ボードをこぐのに慣れます。慣れてきたら膝立ち(上写真)し、数分後にはボードの上に立って進むことができました。川幅は川沿いから見ているより広く感じ、開放感たっぷり。


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 雁木(がんぎ)で一休み。雁木とは、干満に関係なく荷物を降ろせるよう階段状に作られた船着場のことで、舟の往来が盛んだった江戸時代に発達しました。市内の川には今も多くの雁木が残っています。



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 白島(中区)の中州にこんなに近づけるのもサップならでは。ここには、たくさんの野鳥が集まることもあります。


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 下から見上げる宇品橋(南区)。他にも猿猴橋などの被爆橋梁(きょうりょう)や市内中心部で唯一のつり橋である工兵橋(中区)など、下から見ると普段とは違う非日常空間を味わえます。



11月3日祝日・4日土曜日
RiverDo!ひろしま国際 SUPオープンレース

 市には、6本の川が流れ、川の至る所に雁木があります。西川さんは、この環境を生かし、気軽に楽しめるサップと川の魅力を広めたいとの思いで、4年前にRiverDo! ひろしま川祭り実行委員会を立ち上げました。年に1回、「ひろしま川祭り」のメインイベントとしてサップレースを開催しています。
 「広島は、平和を考えながら、自然に親しみ、健康のための行動を気軽に起こせるまちです。全国的に見ても、都会でこんなに水辺が近い環境にあるまちは珍しいと思います。市民が思い思いに『水の都ひろしま』を楽しみ、一緒に新しい広島の川辺の文化を創っていきたい」と、西川さんは話します。
 川辺ではステージやマルシェ、リバーサイドランニングやウオーキング、ヨガなど、当日参加できるイベントも開催します。楽しみながらレースを応援しませんか。詳しくはホームページ(上記二次元コード)で。

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◆日時:11月3日祝日午前9時半から(チーム対抗サップレース、ステージイベント)、4日土曜日11時10分から(市内一周サップレース)
◆会場:ひろしまゲートパークプラザ西側の川辺(中区基町14)

◆問い合わせ先:電話、ファクス上記





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