広島市 トップページへ  広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年8月1日号トップページトピックスとうろうに祈りを込めて

とうろうに祈りを込めて

 原爆、戦災、一般死没者の霊を慰めるとともに、世界へ平和のメッセージを発信し恒久平和を祈願する「ピースメッセージとうろう流し」。今年は、4年ぶりに自分の手でとうろうを流す「手流し流灯」を再開します。

写真
とうろうは、後ほど回収します

ピースメッセージとうろう流し
8月6日日曜日 午後6時〜9時

元安川親水護岸(原爆ドーム対岸)

 昭和20(1945)年8月6日午前8時15分、投下された原爆は一瞬にして多くの人の命を奪いました。即死を免れたもののひどいやけどを負った人々は熱さと痛みに耐えかねて近くの川に身を投じ、その多くがそのまま命を落としました。

とうろう流しの由来

 被爆後、バラック建ての商店が市中心部に建ち、人が戻りつつあった昭和22(1947)〜23(1948)年ごろ。大切な人を失った遺族や市民が供養のため、手作りのとうろうを川に流すようになりました。それが、8月6日の「とうろう流し」の始まりといわれています。
 とうろうには、亡くなった人の名前(法名または俗名)と流した人の名前(施主名)を記すなどしますが、近年この催しでは、国内外から来広した人々が「平和への思い」などを書き込むようになりました。
 原爆の残り火を採用し継承されてきた「とうろう流し」。現在では、「慰霊」と「平和メッセージの発信」の両方の意味を持つようになっています。


とうろう流しの概要

◆日時:8月6日日曜日

● 手流し・委託流灯の受け付け・販売
午前6時〜午後8時半
とうろうがなくなり次第終了
◆料金など:800円/基

● 流灯式
午後5時半〜6時
「広島 愛の川」合唱

● とうろう流し
午後6時〜9時

● ミュージックセレモニー
午後6時〜8時45分
慰霊のための音楽奉献

 混雑が予想されます。係員の指示に従い列に並ぶなど、安全対策へのご協力をお願いします。
 とうろう流しについて詳しくは、ホームページ

コード

オンラインとうろう流し

写真

 スマートフォンを使って、オンラインからも、とうろう流しに参加できます。
 仮想空間の川に流されたメッセージは、とうろう流し会場のモニターに投影されます。
 平和への思いを書き込み、メッセージを発信してみませんか。
【現地投影時間】
8月6日日曜日午後6時〜9時

ホームページはこちら
コード

写真 アイコン

この記事は、主に上記SDGs(エスディージーズ)のゴールの達成に役立つものです。
【SDGs…持続可能な開発目標】

◆問い合わせ先:とうろう流し実行委員会(電話245-1448、ファクス245-1899)

トピックス