一.食の巻 ‐おいしい春菊の見分け方‐
◆問い合わせ先:農林水産振興センター(電話845-4347、ファクス845-4350)
“ひろしまそだち”野菜アドバイザー
馬場 禎子(ばば ていこ)さん
“ひろしまそだち”野菜アドバイザーとして市の認定を受けた馬場さんは、自宅の料理教室で野菜の調理方法や育て方を教えています。今回は、安佐南区で栽培が盛んで、旬を迎えている春菊について聞きました。
「広島の春菊は大きく丸い葉が特徴です。えぐみが少ないので、新鮮なものは生でも食べられます。塩やオリーブオイルで味付けしてもよし、何もつけなくても十分素材のうまみが感じられます。ビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室などに立て、できるだけ生えているときに近い状態で保存すると長持ちします。“ひろしまそだち”の野菜はほかにもたくさんあります。新年から元気に過ごすためにも、ぜひおいしい野菜を手に取ってくださいね」
"ひろしまそだち"とは、市内の農林漁業者が市内で生産した農林水産物とその加工品のことです。
1.葉先までピンとしてハリがある
新鮮な春菊は、葉先にも茎にもハリがあります
2.鮮やかで濃すぎない緑色
みずみずしく鮮やかな緑のものを選びましょう
市内でよく作られる春菊(大葉種)

・葉の切れ込みが少なく柔らかい
・根元から切って収穫
国的によく作られる春菊(中葉種)

・葉の切れ込みが多い
・伸びた枝を収穫