子どもの今を、未来を守ろう
子どもへの虐待が後を絶ちません。虐待の早期発見が
子どもの心と命を守ることにつながります。

子ども虐待防止 オレンジリボン運動
児童虐待は、依然として深刻な社会問題に
広島市児童相談所が受けた、昨年度の児童虐待の相談・通告件数は2,158件でした。
通報で救われる子どもが増える一方、重大な事件が後を絶たないなど、児童虐待は依然として深刻な社会問題となっています。
児童虐待とは
身体的虐待
殴る、蹴る、たたく、溺れさせる、やけどを負わせる、家の外に閉め出すなど
性的虐待
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど
ネグレクト
乳幼児を家に残して外出する、食事を与えない、自動車の中に放置するなど
心理的虐待
言葉により脅かす、無視する、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるうなど
■子どもからのサイン
●いつも子どもの泣き叫ぶ声(保護者の怒鳴り声)がする
●不自然な傷や打撲の痕がある
●衣類や体がいつも汚れている
●落ち着きがなく乱暴である
●表情が乏しい、活気がない
●夜遅くまで一人で家の外にいる
■保護者からのサイン
●地域などと交流が少なく孤立している
●小さい子どもを家に置いたまま外出している
●子育てに関して拒否的・無関心である/強い不安や悩みを抱えている
●子どものけがについて不自然な説明をする
児童虐待かもと思ったらすぐにお電話ください(通話料無料)
あなたの一本の電話で救われる子どもがいます
電話で 189 (いちはやく) 番へ
全国共通で、189番に電話をかけると近くの児童相談所につながります。携帯電話、スマートフォンからはコールセンターのオペレーターがつなぎます。
子育てに関する相談窓口
●専門家(児童福祉司、児童心理司)による子育て全般の相談
相談窓口 |
電話番号 |
児童相談所(東区光町二丁目15-55) |
電話263-0694 |
●子どものことで困ったり、悩んだりしている人へのアドバイス
相談窓口 |
区 |
電話番号 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
中区 |
電話504-2739 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
東区 |
電話568-7794 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
南区 |
電話250-4160 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
西区 |
電話294-6519 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
安佐南区 |
電話831-5017 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
安佐北区 |
電話819-0639 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
安芸区 |
電話821-2827 |
こども家庭相談コーナー(区地域支えあい課内) |
佐伯区 |
電話943-9773 |
◆相談日時:月〜金曜日の午前8時半〜午後5時15分。いずれも祝・休日、年末年始、8月6日は除く
子どもを健やかに育むために
-愛の鞭(むち)ゼロ作戦- しつけと称して、たたいたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、悪影響を与えてしまう可能性があります。
●子育てに体罰や暴言を使わない
●子どもが親に恐怖を抱くと心を開かなくなる
●爆発寸前のイライラは深呼吸などでクールダウン
●育児の負担を一人で抱え込まずSOSを出そう
●子どもの気持ちと行動を分けて考え、育ちを応援
厚生労働省ホームページ
ストレスを一人で抱え込まないよう、ささいなことでもご相談を!
周囲のサポートも大切です
虐待を防ぐには、その人の抱えているストレスを軽減することが大事です。
子育て中の人は、ささいな悩みでもご相談ください。
また、周りの人たちも子育て中の親子を優しく見守ったり、話を聞いてあげたりしてください。児童虐待の問題は、近所の人や知人、こども家庭相談コーナー、学校、児童相談所、警察など地域全体でのサポートが大切です。
◆問い合わせ先:児童相談所(電話263-0694、ファクス263-0705)