特集／広島の夢の実現に着実につなげていく
令和３年度 当初予算
令和３年度の当初予算が決まりました。従来から取り組んでいるまちづくりのための施策を着実に進めながら、感染症対策など直面する課題への対応にもしっかり取り組む予算としました。そのポイントや主な事業を紹介します。
一般会計は過去最大を更新
一般会計の総額は、前年度当初予算より4.2％増で2 年ぶりのプラス予算となり、政令指定都市移行後、過去最大を更新しました。主な要因は、満期一括償還債の元金償還の増などに伴う公債費や、事業の進捗に伴う普通建設事業費が増えたことなどです。特別会計は、公債管理特別会計の増などにより、対前年度3.0％の増、企業会計は、水道事業会計の減などにより、対前年度0.6％の減となりました。
全ての会計を合わせると、対前年度3.2％の増で、2 年ぶりに増加しました。
予算の規模
一般会計※１………6837億2457万円 （対前年度4.2％増↑）
特別会計※２………4369億627万円 （同3.0％増↑）
企業会計※３………1474億7683万円 （同0.6％減↓）
全会計………………1兆2681億767万円 （同3.2％増↑）
※１「一般会計」の当初予算額には、参議院議員選挙の実施に関する補正予算額を含みます
※２「特別会計」は、保険料などの特定の収入で特定の事業を行い、一般会計とは別に経理する会計です。市には、国民健康保険や介護保険など19の特別会計があります
※３「企業会計」は、民間企業と同じように、主にサービスの提供で収入を得て、その収入で支出を賄う会計です。市には、水道、下水道、安芸市民病院の３つの企業会計があります
新型コロナウイルス感染症対策
昨年来、世界的に新型コロナウイルスが感染拡大する中、本市においては、数度の補正予算措置を講じ、感染拡大の防止と経済活動の活性化を両立させながら、市民の安全・安心を守るための取り組みを進めてきました。
今年度予算は、これまで行ってきた感染症対策の成果などを踏まえ、切れ目なく万全の対策を講じることとし、国の財源を活用して、令和２年度２月補正予算と令和３年度当初予算を一体的に編成しました。
【令和３年度当初予算の主な施策】
●介護サービス等継続支援事業… 2,912万円
●医療機関等を支援するための医療資材の購入… 3,235万円
●妊娠・出産包括支援事業に係る利用者負担額の本市負担… 382万円
●スクール・サポート・スタッフの配置… 2億5115万円
- 一般会計の内訳
- 性質別に見た広島市の支出
- 市民一人当たりに換算すると予算約57万2600円
- 「国際平和文化都市」の実現に向け、
３つの視点に沿ったまちづくりを進めます - 世界に輝く平和のまち
- 国際的に開かれた活力あるまち
- 文化が息づき豊かな人間性を育むまち
詳しくは市ホームページ ページ番号：207397へ
◆問い合わせ先：財政課（電話504-2075、ファクス504-2099）
