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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年3月15日号トップページ特集作戦その2 「もったいない」の心を大切にしよう!

作戦その2 食品ロスを削減するために
「もったいない」の心を大切にしよう!

 世界では、生産された食料の約3分の1が捨てられています。生産された食料は、世界中の人が十分に食べられる量にも関わらず、8億2千万人以上が飢餓に苦しんでいます。
 日本では、年間約612万トンの食品ロスが排出されています。これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた支援食料の1.6倍になり、その約半分は家庭から出ています。1人当たりで考えると1日約132グラムム、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てているのと同じ量です。
 市でも、家庭から出される生ごみのうち約6分の1が食品ロスです。
 持続可能な方法で食料を生産し、無駄なく消費することは、「持続可能な開発目標(SDGs)」にある、「飢餓をゼロに」や「つくる責任 つかう責任」にもつながります。
※SDGsとは、2015(平成27)年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択された世界共通の目標です
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広島市の家庭から出た可燃ごみの内訳(平成31年度)

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買い物のときの心掛け

●買い物に行く前に、家にある食材を確認して、必要な分だけ買う
●確認しやすいよう、普段から食材を整理整頓しておく
●お店では、使う予定を考えて、すぐ食べるものなどは、陳列棚に並んでいる手前のものから買う

冷蔵庫は整理整頓
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家庭での心掛け

●食品に記載された保存方法のとおりに、適切に保存し、無駄なく使う
●調理するときは、家族の予定などにも気を付けて、食べきれる量の料理を作る

1回に使う量ごとに分けて保存し、無駄なく消費
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外食のときの心掛け

●食べきれる量を注文する
●量が多いと分かっているときは、小盛りメニューやハーフサイズを選び、最後までおいしく食べきる

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